2023年6月19日

第42回パールボウル

昨日開催さたれ、第42回パールボウル。コロナ禍のために、2019年に開催された第41回パールボウル以降、2020年と2021年は中止。2022年は「交流戦」として春の試合は開催されましたが、パールボウルとしては4年振りの開催に。オービックシーガルズは、前回(2019年)につづいての決勝進出で、今回勝てば大会初の4連覇(優勝は9回目)に。対するノジマ相模原ライズは、初の決勝進出で、こちらは準決勝で富士通フロンティアーズを破っての決勝進出ということで、かなり価値ある初挑戦。 

下馬評では、やはりオービック有利でしたが、試合はディフェンス戦となり、前半オービックは1FGを成功させたけれど、ノジマ相模原はFG失敗で、3-0でオービックリードでの折返しに。後半もディフェンス戦が続き、オービックのオフェンスが波に乗れないのか、ノジマ相模原のディフェンスが強いのか、TDどころかなかなか点が入らない展開に。そんな中でもオービックは、4Qに入って2回のFGを成功させて9-0と2ポゼッション差のリード。しかしノジマ相模原も意地を見せて、4Q残り51秒でTDを奪い9-7と追い上げますが、残り時間をオービックが時間を消費して勝利。まぁ、地力の強さを見せつけた試合でしたが、春の試合とはいえノジマ相模原は今シーズン上位を狙えそうな勢いでした。

春の試合とはいえ、パールボウル決勝戦は、これまで東京ドームで開催されてきましたが、今回は色々大人の事情もあるのか、富士通スタジアム川崎での開催に。まぁ、東京ドームでは、NPBの交流戦最終戦となる、巨人vs楽天の試合が開催されていましたが、例年パールボウル決勝は月曜日の夜開催されていたので、その試合とのバッティングは無いはずなんですが。東京ドームでの開催には、賛否色々あるんですが、でも決勝戦くらいは「晴れ舞台」を準備して欲しいなぁ。昨年、関東の大学の試合を東京ドームで開催して、話題にもなったり学生達のモチベーションアップにもなったように、社会人の試合にもそう言うものって必要だと思うし、重要だと思う。

これで事実上春シーズンが終わり、次は秋のリーグ戦開幕を待つわけですが、それまでの二ヶ月間、暇だなぁ... (笑)。以前は、アメリカでもアメフトは秋口から冬までのスポーツで、春は練習すら制限させるような状態でしたが、最近は大学チームは春の試合とかもあるらしい。シーズンスポーツと理解していても、アメリカ人でもやっぱり春にもアメフトを見たいわけで、だからこそ新興リーグもそれなりに成功しているのかな。日本の場合、プロチームと言うわけではないので、年間通しての試合はかなり難しいと思うけれど、何かこのギャップを埋めたいですよね。そうで無くても知名度が低いマイナースポーツなのに、さらに露出度が低いとなっては、いつまでたっても認知されない気がする。

0 件のコメント:

コメントを投稿