東海道・山陽・九州新幹線のネット予約システム「エクスプレス予約」「スマートEX」での予約可能期間が、この秋から現行の1月前から1年前に拡大されるという記事。エクスプレス予約の利用者としては、やはり一月前予約では短い気がしているので、期間拡大してくれるのは嬉しいけれど、1年は長い気がするなぁ。多分予約したけれど忘れてそのまま、という人が続出しそう。
航空券の予約が約1年前(350日とか360日だったかな) から可能なので、もしかしたらそれに合わせたのかもしれないけれど、利用頻度や利用可用性を比較したら、それなりに手間も掛かるし利用回数も少ない飛行機利用に対して、それこそ10分前に予約しても乗車できる新幹線を合わせる必要無いと思うけどなぁ。個人的には、3ヶ月前位が妥当じゃ無いだろうか。半年でも長い気がするし、1年はやっぱり論外だと思う。想像するに、夏休みとか年末年始とか、繁忙期の予約を意識してのことだと思うんですが、仮に今のルールのまま予約期間だけ延長されると、先ず適当にどんどん予約を入れて置く人が増えそう。
あるいは、通常は3ヶ月前からの予約可能にしておいて、G.W.、夏休み、お盆シーズン、年末年始、と言った繁忙期に関しては半年から4ヶ月位前から臨時に予約可能にするとかして欲しいなぁ。まぁ、そうなればなったでシステム側の対応が大変なのかもしれないけれど。実は、コロナ禍前のように毎週決まった曜日に新幹線通勤をしていたときならば、予約可能期間が延びることはそれなりに便利で良かったんですが、現在のように基本リモートワークとなり、結構直前になって必要があって新幹線通勤するような状態になると、余り先の予約はしなくなったんですよね。だから、正直なところ以前よりは「予約一月前」に対しての不満は、実は減ってきていることも事実。ただ、今回などは5月頃に7月の米国行きの予定を立てたときに、一緒に往復の新幹線予約も出来たら便利だろうなぁと思っていたので、そういう時にはやはり一月は短いなと感じます。
ただ、ネット予約の利便性が一番発揮されるのは、必要な時に何時でも予約できることな訳で、はやり先々の予約よりは実際の利用例としては当日の予約とか精々一週間以内くらいの予約が多いんじゃ無いだろうか。そうなると、一年間の延長というのは多数のユーザーのニーズを満たすとは言いがたく、どちらかというと年に数回そういう繁忙期に帰省などで利用する利用者をネット予約に誘導する呼び水みたいな気もしますね。それによって駅での発券業務が減って、駅運用の効率化が進むと言う事だろうか。今でも、週末とか新幹線を利用すると、駅のみどりの窓口に長い行列が出来ている光景を見ますが、あの待ち行列解消目的ならば、それこそChatGPTを利用した「みどりのネット窓口」みたいなポータルを作るとかしたら良いんじゃ無いだろうか。リニア新幹線が開通したら、東海道新幹線も少し余裕が出来るようになるんだろうけど、それもまだまだ先ですしね。まぁ、それまで今のように仕事で新幹線通勤をするような状態でいるかどうかも分からないけれど。まずは秋に新サービスがスタートしたら、様子見かな。
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