2023年5月18日

LGBTの前に虐め禁止では

G7広島開催に合わせてナノか何なのか、LGBT関連法案が多くの反対意見も出ているのに、スルスルと国会提出になりそうな雰囲気。以前にも書きましたが、この問題は憲法14条違反だと思うので、「憲法違反」 と言えば済む話だと思うのに、何故か日頃二言目には「憲法違反」を叫ぶ人達ですらそう言うことを言わない。何か都合の悪いことでも有るんじゃ内科と勘ぐりたくなります。

このLGBT関連法案に関係して、指定された団体などが学校などでLGBT教育をするという話も有るみたいなんだけれど、本気なのだろうか。まだそう言うことを分からないであろう子供にいきなり「体と心の性」とかはじめても逆に変な意識を植え付ける「洗脳」みたいな事になりそうな気がする。大体学校教育というのであれば、もっと深刻な問題である「学校内での虐め問題」対策をするべきなのでは。あれは、学校側では虐めがあったと認めていないので無かった事になっているんだろうか。それならば、LGBT教育だって「学校で差別は無い」と言えば不要になるんじゃないの。

同性愛や同性婚を認めていないキリスト教などの社会背景によって、日本以外の欧米諸国ではLGBTに対しては厳しい時代があったことは事実だと思うし、その反動で今大きな反動が生まれていることも理解出来るけれど、それでも極端すぎる内容も多く、LGBT以外の人特に生物学的に女性に対しての影響が大きすぎると感じます。一方日本では昔からLGBTが認められていて、という意見も聞くけれど、そうでは無いと思う。やはり、それなりに差別やさげすみみたいなものがあったと思うけれど、それでも大らかな時代だったから「見て見ぬ振り」みたいな形で欧米ほどは過酷な歴史にならなかっただけだとは思う。だから、日本ではLGBT関連法案は不要と言うのは、また極端な話でそこはやはり当事者の方との話合いなりをして、必要な措置は講じるべきだと思う。

想像するに、その「必要な措置」で最も切実なものは「同性婚」問題だと思うんですよね。それに関して言えば、LGBTのうちLとGの人の問題と言っても良いんじゃ無いかと。Bも一部関係するだろうし、Tに関しても外科手術なしでの性転換とかになると関係するかもしれない。ただ、BTの場合生物学的に相手との性と異なるもの同士であれば、現行の「婚姻制度」で問題ないだろうし、同性婚と言う話ならばそれはLGの人の問題と重なるわけだし。個人的には、憲法24条の「両性の合意のみに基づいて成立し」の「同性」は、憲法が作られた時代やその元がアメリカと言う事を考えると「同性」とは「男と女」という意味で、今の同性婚は含まれていないと思うんですよね。だから、この部分に何らかの補足を入れるとかしないと、憲法違反の話は終わらない。ただ、「同性」とは「二人」という意味だと決まれば、同性婚などは制度上の問題だけになるから、そこは案外簡単に解決出来そうな気がします。この手の話には往々にしてよく見る、問題の根本に関しては何ら解決しないのに、細かな枝葉の事だけが優先して取り上げられる時って、大体その部分に何か胡散臭い話があるように思いますね。


0 件のコメント:

コメントを投稿