いろいろと報道のあった岸田総理の長男で秘書官の岸田翔太郎氏が、6月1日付けで首相秘書官を更迭されることに。 個人的には、公務中の話でもなくとは言っても世間の批判も大きいので厳重注意くらいで良いんじゃ無いかと言う気もするけれど、これまでも批判された、欧州訪問時の公用車利用や真偽は不明だけれど3月に計画されていたと言われる岸田総理のキーウ電撃訪問の情報漏れなどの責任も含めて更迭に至ったという話は、何となく信憑性はありそう。
まぁ、個人の時間個人の生活場所とはいえ、そういう場合でもそれなりに責任有る行動が要求されるのが公人であるし、ましてや日本の中でもトップの地位に居る人の側近な訳だから、通常以上に慎重な行動や発言が要求されるのは当然。岸田氏としては、自分のそばに置いて帝王学というか将来の政治家予備軍としての教育目的も有ったんだろうけど、本人はどう思っているんでしょうね。自分も将来の進路として政治家が目標の一つに入っているなら、ちょっと軽率な行動が続いたと思うし、逆に政治家はそんなに本望では無いのであれば、そう言って政治の場から離れた方が良いんじゃ無いだろうか。
岸田氏や翔太郎氏への批判も良いけれど、メディアの報道や野党の批判がこれ一色になるというのはどうだろうか。その前にはLGBT関連法案で散々騒ぎ、その前には小西発言文章漏洩なんていう重大な事象もあったのに、今ではそんな話は無かったような状態に。更に遡れば、旧統一教会問題もあるし、さらにさらに「モリカケサクラ」だって今ではもう誰も何も言わない。政権を揺るがす大問題だったんじゃないの? 話題になる、攻撃材料になると思えば飛びつくけれど、旗色が悪くなったり途中に選挙とか何かあって話題が途切れると、途端にもう言わなくなるのは、彼らも本気で考えていない証拠でしょうね。G7広島サミットの結果が思いのほか良かっただけに、何とか与党というか岸田政権・自民党を引きずり下ろしたい一部野党は、こういう話題に熱心になるけれど、案外野党が余計なことをやっていないから、日本経済は株価は上がるし、社会的には良い状況なのかもしれない。
6月で今の通常国会が閉会し、その後は電撃解散で衆議院選挙があるという噂も大きくなってきています。G7広島サミットで9ポイント上昇した支持率を背景に、今なら「勝てる」という考えも理解出来るけれど、前回の選挙からまだ2年経つか断たないかという短い期間でまた選挙というのも、ちょっと国民の理解は得られづらいのでは。来年9月に自民党の総裁選挙があるので、その前後に選挙というのは有るかもしれないけれど、今選挙をしても結局は来年の総裁戦後の信任投票みたいな事で選挙が必要になるかもしれない。その翌年2025年10月まで今の衆議院の任期はあるから、それも関係してくるんだろうけど。個人的には、立憲民主党と日本維新の会がもう少しぶつかりあって、立憲民主党が分裂とかしたら面白いと思うけれど(マテ)。翔太郎氏の更迭でネタ切れした野党が、次は何を持ち出して騒ぐのか。なんで騒ぐにしても、小西問題にちゃんとけじめ付けしない限りは、やっぱり信用できない気がする。
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