2023年5月29日

グアム閉鎖


グアムにハリケーンの影響が出ていたというニュースは数日前に聞いた記憶があるんですが、空港閉鎖にまでなっているとは知りませんでした。やっと救援物資の補給は出来るようになり、今月末には空港再開するらしいけれど、とすると一週間位空港は閉鎖されていたんだろうか。 

記事では「台風によりターミナルが全館浸水」と書かれていますが、グアムの国際空港は高台の上にあるので、河川の氾濫とかの影響では無くて、雨風による被害という事なんだろうか。ハワイのホノルルの国際空港は開放的なデザインだったけれど、グアムの空港ターミナルは外とは間仕切りされていて、一応閉鎖空間になっていたと思うけれど。雨漏りとかで館内に浸水して、電気系統とかの影響が出たのかな。確かに、建物自体は少し年代が経っていたように思うけれど、そんなにガタが来ていた印象は無いし、大体今回のハリケーンは例外としても、雨期とか有る地域なんだから雨対策はそれなりにしていたんじゃ無いのだろうか。まぁ、それだけハリケーンの威力が酷かったと言う事なんだろうけど。

その救援物資を運ぶのは、SFOから飛んだんですね。ハワイからとか成田からじゃ無いんだ。まぁ、成田からだと国際線空輸になるから色々面倒な手続きとかあるんだろうけど、何でSFOよりも近いハワイからじゃ無いんだろうか。空輸する物資の入手の都合なんだろうか、あるいは大型のB777を使用したいので、機材がハワイには無かったと言う事だろうか。理由は色々あるとしても、いざというときにはSFOからでも必要な物資を空輸して対応出来る物量というか機動力というか、そう言うものに関してはやはりアメリカは凄いなと言う気がします。

グアムには何度も訪れた場所だし、それなりに馴染みもある場所なので、一日も早い復旧を祈りたいですね。多分コロナ禍も開けて、やっと観光客も戻りつつあったところだろうから、この被害は深刻じゃ無いだろうか。米軍の大きな基地もあるので、米軍の機動力を最大限活用しての補給作業とか救援作業が続いているようですが、こういう時に補給線が限定されてしまう島嶼地域というのは不利ですよね。日本も島国な訳ですから、いざというときの補給は海路か空路しか無く、当然律速段階としては港や空港のキャパシティに制限されてしまう。グアムと日本では、同じ島国であっても規模が違うから同列には語れないけれど、例えば沖縄の島々とか、伊豆大島とか、佐渡島とか、似たような環境の場所は国内にも多数存在するのですから、やはり万体の場合の対策を考えておくことは必要ですよね。他国の例ではあるけれど、少しでも災害の教訓を生かさないと。

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