2023年5月25日

共通化


先日のG7広島サミットで公表された、日本からウクライナへの自衛隊装備の提供。約100台の自衛隊仕様の車両提供と約3万食の食料が提供される予定との事。憲法上武器弾薬の類の提供は出来ないので、こういう輸送系の支援車両位しか候補は無いのだろうけど、それでも今のウクライナにとっては有益な資産だと思いたいですね。

ところで、素朴な疑問として、これら車両は国内産で基本的に国内で利用することを想定しているだろうから、当然右ハンドル何ですよね? となると、多分左ハンドルだろうウクライナの人達は問題なく利用出来るもんだろうか。調べては居ないけれど、イギリスからもし車両提供を受けていたら、イギリスも日本と同じ右ハンドルだから、それで問題なければこちらも問題無いと思うけれど。逆の話だけれど、我々がアメリカ旅行に行って左ハンドルのレンタカー借りても、まぁ何とか運転出来るくらいだから、余りハンドルの右左はドライバーにとっては関係しないのかも。ただ、一瞬の判断の遅れが生死を分ける戦場で使用されることを考えると、やはり初めてかもしれない右ハンドル車よりは慣れている左ハンドル車の方が良いとは思うんですよね。でも、だからと言って左ハンドルに改造して送る時間的余裕もないだろうし。

ハンドルの右左は慣れの問題だけれど、保守部品とかどうなんだろうか。例えばホイールサイズ(タイヤサイズ)は多分世界共通で、サイズ的には同じものがあるかもしれないけれど、ホイールのボルトの位置も国際標準規格なんだろうか。 元々想定していない場所で使用されることを考えると、単に送るだけじゃ無くてその後のメンテナンスも含めて考えないといけないから大変でしょうね。今回も、送ることが出来る車種から選んだとは思うけれど、それに追加して現地での保守性も考慮されていることを祈るばかりです。流石に、製造メーカーの技術者が現地に行って保守担当する、と言う事も厳しいだろうし。ベース車両はパジェロだったりの一般車両と言う事なので、最悪それらの部品を流用するとか、保守情報が流用できるということも有るのかな。自衛隊の技術担当者が派遣されたりして。それはそれで、貴重な経験になると思うけれど、一部政党の人達は騒ぐかもしれませんね。

こちらから送る場合だけで無く、仮に日本に何か有事が発生した場合、例えば他国から援助を受けるときにも、互換性がないと貰っても困るだけ。ウクライナは当初砲弾が足りないということで、色々な国から支援を受けたけれど、メーカーや多少の性能の違いはあっても、口径とか長さとか、打ち出す側にそのまま装着して使用出来るような規格に統一していくことも重要になりますね。航空機なんかも、どれに合わせるかは悩ましい所だけれど、F-35ならF-35、F-15ならF-15で、他国のモデルでも航空自衛隊のパイロットは少しの習熟訓練で直ぐに実戦投入できるような仕組みになっているのだろうか。まぁ、そう言うことが起こらないようにして行くことが大前提だけれど、今回のロシアのウクライナ侵攻の事実を目の当たりにすると、とは言っても最悪の事態を想定して最善の準備はやはり必要だなと実感します。

0 件のコメント:

コメントを投稿