2023年5月23日

空港へは早めに到着

コロナの影響が徐々に薄れてきたからか、国内線需用が回復してくると、これまで余り航空機を利用したことが無かったであろう人達の利用も増えてきていて、その時に遭遇するのが「ギリギリ、場合によっては遅れて飛行機に乗り込んでくる人」。想像するに、電車とか精々新幹線に乗車する感覚で航空機を利用してしまうんだろうけど、航空機利用には二重三重のトラップがあるわけで(笑)、それが説明されている記事

ここでは保安検査場通過に関して説明しているけれど、多分一番勘違いされているのが、スケジュールに示される「出発時刻」が、文字通りその時刻になったら飛行機のドアが閉まるから、それ位にゲートに行けば最悪何とかなると思っている人だろうなぁ。航空会社によって違いがあるみたいですが、一番遅い場合でもドアが閉められる(だから、其れ以前に登場完了している必要がある)時刻の場合で、ANA等多くの航空会社は「ドアが閉まって、プッシュバック(航空機がトーイングカーでオされ始める)時刻」が、スケジュールに書かれている「出発時刻」。大体ドアクローズからプッシュバックまでは早くて5分位なので、そうなるとドアクローズは定刻の5分前。その前までには登場完了している必要があるから、遅くとも10分位前にはゲート前に到着して搭乗する意志を示さないと最悪登場拒否になることも。その人が搭乗で機内のは、その人の責任なのですが、それによってその人が荷物とか預けているとそれを今度は降ろさないといけないから、さらに遅延が発生。多分航空会社としても、その遅延具合を天秤に掛けて、他所でも待った方が良いか、降ろした方が良いか判断しているんだろうなぁ。

ゲート前に10分前に到着するとして、今度は保安検査場通過してからゲートまでの距離が問題。何かの理由で羽田空港第2ターミナルの一番北の保安検査場Aを通過してみたら、登場ゲートは南ピアの69番とか言われたらもう大変。あるいは、ニュースや映画等ではボーディングブリッジ登場のシーンしかほぼ見ないから、みんなそうだと思っていたら、実は沖止めでバスでの移動があると、10分前どころか20分前にはバスゲートに居ないと搭乗出来ない場合も。バスゲートも、地上階に降りる必要が有り、そこへの階段等分かりづらい場所にあるので、これも事前に認識していないと大変なことになります。だからこそ、最初の何巻である保安検査場通過を、出発時刻の20分前とか25分前と設定している訳で、園当たり慣れていないからか凄く楽観的に考えている人が増えてきている気がします。その保安検査場でも、慣れていないとX線検査で何度も引っかかる人がいて、後ろで並んでいるとイライラすることも。時々不思議に感じるんですが、なんで自分だけは鍵とかスマホとか持っていてもX線検査で通過出来ると思っているんだろうか。あと、ペットボトルの飲料水を中に入れて忘れたならまだ理解出来るけれど、バッグの外ポケットとかに入れているのに「飲み物はありません」とか行って通過しようとする人とか。私は、AMC Diamondの優先レーンとか最悪利用出来るので、これまででも待ち時間としては長くても15分位だったけれど、それでも結構時間が掛かる気がする。まぁ、海外だともっと長くて1時間待ちなんていう場合もあるから、日本はまだマシだと思うけれど。

そんな保安検査場通過のリスクに、そのさらに手前のチェックインや手荷物の預け入れ等を考えると、空港に1時間前到着は最低限のラインで、慣れていなければ空港内で迷うことも想定して国内線でも2時間前位、遅くとも1時間半前には到着しているのが、これから夏休み期間などで利用する人には良いんじゃ無いだろうか。時々テレビのバラエティーで、芸能人のマイラーとかの紹介があるけれど、ああいう機会にはそう言う「航空機利用と電車利用の違い」みたいな特集をやってみたらどうだろうか。航空会社や空港にとってはネガティブな印象を受けるかもしれないので及び腰かもしれないけれど、適切な利用浸透を考えたら、そう言う教育的な内容も必要だと思うなぁ。自分は仕事での利用や個人旅行機会も多かったので、何度か失敗していたい経験をしつつ学習したけれど、今はそう言う時代でも無いだろうし。

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