国内の空港で、ANAのカウンターやゲートのある付近には「ANA FESTA」の看板が掲げられた売店が多く見られるわけで、よく利用する羽田空港でもどのフロアーにも見つけることが出来ます。伊丹空港は、国内でも有数の基幹空港だと思うのだけれど、その伊丹空港でもビジネスが成立しないくらい厳しいというのはちょっと驚き。まぁ、大規模な空港だから、競合するお店も数多く出店しているからだろうけど。それにしても、「ANA FESTA」名の店舗だけでなく、ANA FESTAが誘致して展開している、スターバックスとかの店舗からも手を引き、完全に伊丹空港から撤退するのかぁ...
伊丹空港は最近リニューアルが完成して、制限区域内に食事や買い物が出来る大きなエリアが出来たところですが、あの部分にぽっかり空白区域が生まれるかと思ったんですが、ANA FESTA以外のANA FESTAが運営している店舗に関しては、運営企業が変わったりしてそのまま営業継続するお店も多いらしい。ただ、ANA FESTAの店舗には別のお店を誘致するので、"ANA FESTA"のロゴは伊丹から無くなってしまうんですね。そう言われてみれば、一時と比べて「ANA FESTA」の看板を観る機会が減ってきている印象は全国的にありますね。私が利用する空港はかなり限られているけれど(笑)、その極々狭い定点観測でも「あれ、以前はこの辺りにお店無かったかな」とふと感じる事が最近は増えた気がします。コロナ禍があるから多くのお店が臨時休業とかしていて別段不思議ではなかったのだけれど、そう言う厳しい事情があったのかぁ。
ANAとしては、今回のコロナ禍の教訓から本来の輸送事業以外の収益を伸ばそうといろいろ多角化していて、その中でこういう物販は重要な位置を占めていると思うのですが、実店舗販売以上にEC販売の方が有望という事なんでしょうね。ただ、旅の楽しみの一つは旅先でその思い出の品物を購入することも大きいわけで、その機会が減るのはちょっと悲しいかも。その場所が、ANAのフライトが一日数便しか無いような地方空港ならまだしも、日本を代表する便数も多い基幹空港から完全撤退というのは、やっぱり残念です。
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