昨日開催された、NFLドラフト2023。CS放送のG+で生中継されていて、大谷選手の試合の後はずっとつけっぱなしでした(笑)。ドラフトされた選手やチーム戦力など、語れるほどの知識も経験も無いのでその部分は割愛するとして(をぃ)、NFLドラフトを見ていていつも感じるのは、ドラフトされた選手の表情なんですよね。
NFLの場合32チームが所属していて、どこから指名されるか全く分からない。日本のプロ野球のドラフトの場合は、事前に指名選手の予想が出たりして、それが案外当たっているのだけれど、NFLドラフトは本当の指名の直前まで色々なやり取りや駆け引きがあるみたいで、今回も結構意外な指名もあったみたいですね。それでも、ドラフト会場に招待されていて、指名と同時にステージに登場したりする演出もあるから、有る程度はやはり分かるんだろうけど、でも招待されて指名されずに帰宅する場合もあるんだろうか。
で、日本のプロ野球ドラフトと一番違うなぁと感じるのが、日本の場合は指名球団によっては希望球団で無い場合に結構ドラフトされた選手の表情に出たりするんですが、NFLの場合は「指名されればOK」みたいな感じで、あまり指名されたチームに対しての好き嫌いは無いみたいに感じます。一つは、NFLでプレーすること自体がかなり狭き門で指名されること自体が宝くじに当たったみたいな感じだろうという点と、もう一つは結構トレードで数年で別のチームへ移籍することも良くあるから、余り最初のチームに拘らなくても良いという気持ちもあるのかもしれない。
それは、NFL自体が戦力の均衡を進めて、実力伯仲したチーム同士が鬩ぎ合いの試合をすることで、多くのファン獲得に繋げているからだと思う。特定のチームが強ければ良いと言うだけでは、その競技としてあるいは団体として将来性が無いと言う事を、早くから表していたと思います。だから、ドラフト件をトレードの条件にしたりすることも、より良い選手を獲得するために出てきたアイデアだろうけど、まぁ日本だと思いつかないようなアイデアだと思う。で、ドラフトで選抜された選手も、これからチームのキャンプに参加して、ドラフト外の選手との競走もあるし、仮にロースター入りしたとしても、シーズンの成績次第ではカットだってあり得るし、そこはかなりドライな世界。だからこそ、シンデレラプレーヤーみたいな人も誕生するし、鳴り物入りでNFL入りしても泣かずとバスで消えていくのは、プロ野球やその他プロスポーツでは当然。そう言う意味では、ドラフトが頂点だった選手も沢山いるでしょうね。ドラフトが終わり、NFLは秋のシーズンまで暫く静かになります。その間は国内のフットボールに専念しないと。
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