2023年4月9日

テロ行為賛美

参照している毎日新聞の記事内容もどうかと思うけれど、「黒い江川紹子氏」のツイートが批判されている件。 

所謂「宗教二世問題」は昨日今日始まった話では無いし、それが旧統一教会だけの話でもない。だいたい「メディアの報道はそこをちゃんと押さえてほしい」と書いているけれど、ならば旧統一教会が話題になった約30年前からその問題と思われる事柄は散々指摘されていたのに、あっと言う間にそれを伝えなくなり、以後30年間ほぼ無報道のメディアの責任はどう思っているのか。その30年間二世問題が無かった訳ではないし、霊感商法だって続いていたから、安倍政権時代にクーリングオフ制度の改革なども行われてきたわけだし。

彼女の言い分を「是」としてしまうと、それこそ「目的のためには手段を選ばず」が許されることになってしまうわけで、そうすると力のある者が優位に立つことも許されてしまう世の中に。そう言う事を彼女や周りの人達は、これまで批判していたんじゃ無かったのか? 「いゃ、山上容疑者という一個人が、止むにやまれずに犯した行為が、結果的に多くの二世信者を救う事になったから許される」みたいな事を仮に言ってしまうと、それこそテロ行為を認める事になってしまう。だいたい、仮に彼の行為が許されるとしても、何で安倍氏なのか。旧統一教会が憎いのならば、その責任者なり関係者に矛先が向くならまだ彼の心情も理解出来る部分もあるとは思う。でも、たまたま旧統一教会のビデオに映っていた安倍氏に憎しみが向くというのは、実は本当に旧統一教会に対してと言うよりも、何か騒ぎを起こして注目を引きたい、そして結果的に旧統一教会に批判が集まるようにしたいという別の理由じゃ無かっただろうか。だから、今一部マスコミやメディアが執拗に旧統一教会叩きをしていることは、彼の本来の目的通りに事が進んでいて、そう言う意味では彼に利用されているとも言えるのでは。

毎日新聞の記事も、意図的なのかもしれないけれど、この事件後に成立した「法人等による寄附の不当な勧誘の防止等に関する法律」が、この事件を切っ掛けに成立したと記載しているけれど、何で其れ以前に指摘されて改正されている霊感商法のクーリングオフ等に関して言わないのだろうか。宗教勧誘に関しては、高額寄付だけが問題では無いはずなのに、記事のこの部分を読んでいると、恰も山上容疑者の行為が宗教問題の一つを解決する糸口になったという肯定的な捉え方をしている気がします。だから、彼の行為にも認めるべき点があるみたいな言い方をしているのだけれど、それって結局は彼の犯罪行為を肯定していることになるんじゃないのか。彼の境遇が、母親の旧統一教会への過度な系統で問題があったことは理解出来るけれど、その負担を彼一人が負ったわけでは無いし、回りの人達(例えば取材によく登場した叔父さんなる人物)等、回りからも色々対応していたと思うんですよね。それでも、母親の宗教への系統心が強くて、今でも進行を辞めないみたいな状況らしいけれど、もうそなると可哀想だとは思うけれど、その家族の問題と思うんですよね。彼の境遇に同情はするけれど、だからと言って他人の命を奪う理由には絶対にならない。

そう考えていくと、結局最近問題になっている「宗教問題」とか「宗教二世問題」って、政治的には憲法で保障されている「信仰の自由」を堅持しつつ、行きすぎた霊感商法などに対応した、ある意味微妙な落とし所をしてきたと思います。だからこそ、日が者数なんかも安倍政権時代にグッと下がっている。勿論、0には出来ないから某かの問題は残っていたのも事実。でも、それならそれで何故メディアやジャーナリストなる人たちは、一事の熱狂的な状態から一気に「全く」と言っていいくらい報じない状態になっていったのか、それも30年近くも梨の礫だったのはメディアの方じゃないだろうか。そんな彼らが、この事件を切っ掛けに正義感ぶった報道をしているのは、本当に悪い冗談だと思う。先ずやることは、この30年間その大きな問題を無視してきた自分達の行為の謝罪と反省じゃないだろうか。山上容疑者の心情とか動機に関しては、これから裁判が開かれて明らかになるのだから、それはそちらに任せるべきで、メディアはこれの行為を認めたりするのではな、まずは自分達の歴史をちゃんと検証することを今やるべき事だと思う。それが出来ないから、彼もテロの片棒を担ぐと言われても仕方ないでしょうね。

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