まあ、多分この人は一丁噛みしてくるだろうなと思っていたら、期待を裏切らず予想通りの反応に思わず笑ってしまうことに。
給与が上がらない中で物価高、光熱費の高騰に苦しむ人たちや、広がる格差是正が政治課題として急務な中において「家系図」を当たり前に掲載するセンス。
— 蓮舫💙💛RENHO🇯🇵 (@renho_sha) February 14, 2023
ある意味、すごいわ。
岸信夫氏の長男・信千世氏、HPに家系図掲載→「七光り」批判で削除 #SmartNews https://t.co/9ubVeUhvrY
確かに、著名な親族政治家を並べるのは、自分の力不足をかくして見栄を張る行為と取られても仕方ないし、他人から言われるならまだしも、自分から言って相手の歓心を得ようとするのは、正直みっともないと思う。ただ、それならそれで、「では自分と父(岸信夫氏)や叔父(安倍晋三氏)と比べて、どう違うのか、何が優れていて、何が劣っているのか」とか、相手の人物特定に繋がる発言をするなら、相手への効果的なカウンターパンチになると思うんですよね。でも、こうやって晒して溜飲を下げるような行為は、それ自体も同様にみっともないと思うし、大体自分自身、自身の出目で疑惑が残っている中でこういうことを言えば、当然同じようにツッコミがくることは子供でも予想できることだと思うのだけれど。
岸氏の場合は、まぁ虎の威を借る狐みたいなもので、実績の無さを親や親族の威光にすがる世襲議員の典型みたいなもの。ただ、世襲議員と批判してしまうと、野党の中にも同様の人達は幾らでもいるしやぶ蛇になってしまう。だから、もう少し効果的にあるいは上手く批判するならすれば良いのに。そういう所に、政治センスの無さというか、素人のような延髄反射するから、たまに彼らが良い提案を出してきても信用できないんですよね。で、ましてや、自分自身の疑惑を解決していない人が、それに輪を掛けて同じような事言ってしまうわけで、あぁ、この人達は過去の行為から何も学んでいないし、問題だと思って居ないのだなと言う無責任さがよく分かる事例だと思います。
つい先日だって、この人達は静岡県の選挙で「徳川家康の末裔」みたいな人を担ぎ出して、盛んに「徳川家康が」と言っていたわけです。大叔父や祖父・曾祖父よりもさらに遡った「家系」を持ち出して、自分達の候補を応援した事はどうなんでしょうね。少なくともこの岸氏の場合は、近年から直近の政治家としての家系を示して自分に近い事を言っているわけだけれど、もう何百年も前の、政治家どころかある意味今のプーチン大統領みたいな「策士・軍師」みたいな印象も受ける徳川家の話を持ち出して、それが今の政治に生かされると言う根拠は一体何だろうか。是非、その資質に関して質問してみたかったところだけれど、残念ながら作戦してしまったので、その機会も無くなってしまったわけですが。折角相手が効果的な反論の素材を提示してくれたのに、それに気がつかないのか能力が無いのか、単に下世話なゴシップ話に終始して満足してしまうところに、やっぱりこの人達の底の浅さを感じてしまう。
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