2023年2月24日

浜松市区再編成

現市長の鈴木康友市長の公約の一つでもあった、浜松市の区再編成。政令指定都市移行時には、合併する隣接する旧浜北市や北側の郡部に配慮してしてか、旧行政区を意識して、元の境界線を元に、中区、東区、南区、西区、浜北区、北区、天竜区 の7区が決定。旧浜北市はその名称への拘りもあって「浜北区」と命名されたくらい。まぁ、移行初期の気持ちとしては仕方ないのかな。ただ、元の行政システムを維持するだけだと合併効果は薄いわけで、長い時間をかけて調整をして、今回、中央区、浜名区、天竜区の3区に来年1月1日から再編成することが決定。来年からは、住所名(区名部分)が変わることになります。

行政の効率化をするのは勿論良い事だと思うのだけれど、個人的にちょっと解せないのが「中央区」の存在。中区、東区、南区、西区、そして北区の一部が再編されて「中央区」という一つの句になるのですが、多分今の浜松市の人口(80万人弱)の、多分7割以上がこの「中央区」に含まれることになるんじゃ無いだろうか。現在の「区役所」施設が、そのまま派出所みたいな形で再利用されるだろうから、住民当たりのサービス率はそんなに低下しないだろうけど、それなら区割り何て止めて、全市一つの「区」にしても(マテ)。

この区割り再編成で、約6億円余りの経費削減になるとのことだけれど、うーん、もう少し削減効果は生まれないのだろうか。多分今回の区割りでは、組織の上下の階層が減って、その分横に並ぶような組織攻勢になることで、上位者の人件費抑制になるんだろうけど、行政サービスに関しても改革改善を進めて欲しい。浜松市だけでは無く、最近ではコンビニでの書類入手が出来たり、出張所みたいな出先機関も増えてきているけれど、マイナンバーカードを利用して自宅からでも必要な書類にゅうしゅができるようなサービスとか、申請作業が出来るようにして欲しいなぁ。鈴木市長は4月の市長選には出馬しないことを既に明言していて、4月からは新しい市長による行政がスタートするのだけれど、更なる行政サービスの効率化と内容充実を期待したい。単に住所の明記が変わりましたという事だけにはして欲しく無いですね。

確か行政側の理由で住所名が変わる場合は、例えば会社などに登録している住所名も自動的に変更されるはずだけれど、中には自分で住所の変更手続きみたいな事をやらないといけない場合もあるのかな。確か、以前政令指定都市に移行して、浄書の名称が変わった時には、幾つかは自分で入力し直さないといけないものがあったような気がする。その辺、また時間のある時に調べておかないと。

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