2023年2月8日

浜松餃子騒動


昨日のトップニュース@ローカル放送局は、「浜松市の餃子、3位転落」(爆!)。順位の指針となる年間購入額が、2020年の3766円から、3728円、そして今年はさらに下がって3435円にまで下がり、1位の宮崎市、2位の宇都宮市と大きく差が付き3位転落。2020年は1位で、昨年は2位、そして今年は3位と年毎にランクダウンしており、地元の衝撃は大きい模様

宮崎市が4000円を超える金額になりトップを堅持し、宇都宮市も3700円台でそんなに大きな変化は無いのに、浜松市は一気に300円近くも購入費が減りその影響は大きそう。でも、これまでも何度も書いているけれど、浜松の人ってそんなに餃子食べるかなぁといつも疑問に感じるところ。自分は、生まれてから高校卒業までは浜松にいて、その後浪人、大学、就職して浜松を離れて、15年ほど前に戻ってきたんですが、丁度その頃位に「浜松餃子学会」なるものが誕生して「浜松餃子」なる言葉も初めて聞いたんですよね。後から色々聞くと、其れ以前から市内でも餃子は良く食べられていたと言われていて、そう言われてみると子供の頃は母親が何処かのお店から時々餃子を買ってきて食べさせてくれた思い出はあります。ただその餃子は今のような形では無くて、餃子の中に海老とか入っているもので、だから自分的には「海老餃子」というのが子供の頃の記憶に一番残っている「餃子」だった気がします。さらに言えば、浜松餃子の特徴の一つでもある「もやし」も、昔は見た記憶が無いし...

地元愛が薄れていると言われそうだけれど、浜松の名物である「鰻」にしても、実は最近ではもう殆ど浜名湖周辺での養殖は止めており、昔は新幹線の車窓から見えた養鰻池は、今では殆どが太陽光パネルに変わっているんですよね。でも、未だに「浜名湖の鰻」とか「浜松の名物」とか言われるから、個人的には凄く疑問を感じるところ。餃子も、それに近く成りつつあるんじゃ無いだろうか。逆に新しい浜松の名物して売り出そうとしているのが、例えば遠州灘で取れる河豚だったり鱧だったりするし、鰻の養鰻池を利用してのスッポン養殖だったりするんですよね。河豚は、昔からよく取れて、それを下関に運んで「下関の河豚」として降ろされていたこともあったらしい。鱧にしても、夏場の流行の時には遠州灘から関西に行くものも多かったらしいし、初めて聞いた時には「へぇ」という感じでした。

餃子のように手軽に食べられる広く普及したおかずと言うか食事なんて、もっと他に色々あると思うんですが、なんで毎年餃子に注目されるんだろうか。金地中華でも「肉まんの消費量」とか「チャーシューの消費量」とか、色々候補はあるんじゃ無いだろうか。それなのに何故餃子なのか。小籠包でも良いじゃん。春巻きでも良いじゃん。油淋鶏も良いぞ、と個人的には思う(笑)。まぁ、それだけ日本人に一番馴染んでいる「中華料理の代表」が餃子何でしょうね。私は、餃子に限らず肉まんなんかでも、あの外側の「皮」が好きじゃ無くて、子供の頃は餃子のまん中の部分から中の具材をほじくり出して食べていて、よく両親に叱られていました。関西だと、肉うどんのうどん抜きの「肉吸い」が有りますが、「皮なし餃子」=「具材だけ」のお惣菜を作ってくれないだろうか。でもそれって、野菜が入ったハンバーグと変わらない気がするけれど(笑)。

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