今朝のニュースでも結構大きく取り上げられていた、Microsoftが全従業員の5%弱に相当する1万人を削減すると発表した事。訳5%が1万人と言う事は、Microsoft は今20万人以上居るんだ。そこもちょっとビックリ。その1万人削減の対象は、多くは販売とマーケティング部門で、成長の見込める分野に関しては引き続き投資と人材確保をしていくという話。まぁ、良く言われる「選択と集中」ということなんでしょうね。
Twitterを買収したマスク氏が、従業員を半減させた話はまだ記憶に新しいけれど、会社が大きくなればそれに伴って冗長な部門なり組織が出来てくることはこれまでも歴史の中で証明されている事柄の一つ。Microsoftだって、これまでも新しい分野に手を出して、失敗して撤退したり、撤退しないまでも縮小して暫く大人しくしていたり、決して拡大するだけの組織・会社では無かったことは確かですしね。最も、普通の会社ならとっくに投資失敗で倒産していてもおかしくないくらいのことを何度も繰り返しても未だに世界的な大企業として生き残っているのは、やっぱりこの会社の強さだと思う。
巣ごもり需要、リモートワーク需用でここ最近需要旺盛だったパソコン業界も、今年はその反動等も有って厳しい揺り戻しに見舞われそう。そうなると、そのパソコンの中に入っているMicrosoftも影響を受けるだろうなぁ。とは言っても、今のMicrosoftのビジネスで、パソコンOSとかOffice製品の比重はそんなに高くなくて、どちらかと言えばAzuruだったりのCloud系の製品やサービスが中心じゃなかったかな。自分などは、昔から知っているが故に、どうしてもMicrosoftと聞くとOSの会社というイメージが先行するしそれが全てのように感じてしまうけれど、今やSIerと言っても良い存在だし実際そうなんだろうな。
日本マイクロソフト(株)はどの程度影響受けるんだろうか。実は自分の仕事の場合は、諸々の理由から日本マイクロソフト株式会社との付き合いというか面識は殆ど無くて、95%位は米国のMicrosoft本社の部門とのやり取り。アメリカの場合、今回の事が無くても結構色々と人の出入りが多いので、担当者が変わったりすることも余り不思議は無いのだけれど、どうだろうか。記事を読む限りでは、技術系には余り影響無い気がするんですけどね。所で弊社は大丈夫だろうか。人の心配をする前に、自分の心配をしないと(涙)。
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