2023年1月19日

風呂無し物件

メディアが報じた「最近の若者には『風呂無し物件』が人気」という内容に関して、色々ネットではツッコミが入っている件。私も学生時代の多くの時期(入学から4年生まで)は「風呂無しトイレ共用6畳一間アパート」に住んでいて、最後の1年(えっ? 計算が-笑)は、何故か2LDKのマンションだったので風呂有りでした。風呂無しの時には、アパートから徒歩5分位の所に戦闘があったので、確か一週間に1~2回位通っていたなぁ。 

「えっ、週に1~2回しか風呂に入らない」と思われるかもしれないけれど、実は当時は毎日のように大学でアメフトのクラブで練習をしていたので、練習終わりにはシャワーが使えました。だから、毎日入浴しなくても何とかなったという事情があるんですよね。これを考えると、最近は銭湯は減っているけれどスポーツジムと契約して、ジムの浴室とかシャワーを利用するという手もあると思うんですよね。多分、時間帯を限定して利用する契約だと、今だと4~5000円位だろうか。銭湯だと一回500円位する(もっとかな)として、10回以上は居れば元は取れる。内風呂が無いと色々不便だし銭湯はお金が掛かるという理由も勿論あると思うけれど、昔のことを考えるとスポーツジム等別の方法を使えば、実は個人的には「あり」なんじゃ無いかと思っています。

さらに言えば、お風呂の掃除って結構面倒なんですよね。学生時代内風呂のある友人宅とかに行ってお風呂を進められても、シャワーカーテンはカビだらけ、浴室は何時洗ったのか分からないみたいな風呂場は、若い男性の部屋だと普通にある状態で、あれは嫌だった。そう言う意味では、スポーツジムの銭湯設備って案外手が回っていない場所もあるわけで、例えばバスマットなんてその日ジムが開店して暫くすると利用者の水滴でべちゃべちゃになるし、浴室内のロッカー回りなんて言うのも、ビシャビシャで歩き回る利用者が多くて、個人的にはあれも嫌だった。同じような浴室設備でも、銭湯は番台から目を光らせているので、そう言う事は無いし、仮に濡れたらすぐに拭いてくれるし。

お風呂が無い場合、給湯設備を使用するのは台所とかだけだから、水回りの設備投資が安く抑えられるメリットは供給側にあるのかな。またスペース的にもはユニットバス分位だろうけど少し余裕が出来る分、部屋を広くするか、全体を小さくしてコストを下げるか、条件は色々ありそう。そう言えば、昔はビニールの衣装ケースみたいな感じで、部屋の中でシャワーを浴びることが出来るような商品があったと思うんですが、あれって今でもあるのかなぁ。まあ、そんなものを今更準備するなら、最初からシャワーのみでもいいからそういう部屋に住めよと言うけれど。私は、シャワーだけ有れば十分なので、浴室まで無くても我慢できるし。いずれにしても、自分の学生時代なんて「風呂無し物件」なんて当たり前だった時代だったから、そんなに違和感を感じないし、無い事に疑問を呈する反応がネットでは多いことに、ちょっと時代の違いを感じた話題でした。

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