2023年1月10日

成人の日

昨日は「成人の日」の祝日で、各地で成人の日のお祝いの式典等が開催された様子が、今朝のニュースでは多く流れていました。自分の時は、まだ成人の日は「1月15日」の時代だったので、今のようにお正月の松が取れるかどうかくらいで「成人の日」になるのはちょっと違和感を感じます。さらに今年からは、「成人」がこれまでの20歳から18歳に法改正されたので、これまでのように「20歳」だけでなく、18歳、19歳の「成人式」を開催する自治体もあったそうな。過渡期だから仕方ない部分もあるんでしょうけど、数年後に「成人式=18歳」となると、丁度高校卒業生がそのまま含まれる訳だから、時期的に受験とか就職で大変そう。20歳と言う設定は、高校卒業して、少し落ち着いたタイミングで、さらにまだその頃の記憶が売れていない程度の時差があるのが絶妙だった気がします。

成人の定義が18歳になっても、そう言う理由から自治体の「成人式」はこれまでどおり20歳のままという所もあるし、今回は時期をづらして20歳、19歳、18歳と行い、その後は18歳にするところもあったとか。逆に、コロナ禍で20歳の成人式が出来なかったこともあるので、逆に21歳とか22歳の「成人を祝う会」みたいな事を開催した所もあったようで、そうだよなぁ、コロナ禍で社会も若者も大変だったよなぁと改めて思い返す機会にもなっている気がします。

殆どの自治体で以前のような形での開催は3年振りになるようですが、考えてみたら成人式だけで無く、学校行事の殆どはこの3年間ずっとイレギュラーな形で行われてきたわけで、そう言う意味では22歳から18歳位までの世代に対しては、何か特別な事があっても良いんじゃ無いかという気もしますね。例えば成人式や卒業式・懇親会が出来なかった世代に対して、何か会場提供とか補助みたいな物を出して、もう一度以前のように開催出来るようにするとか。今シーズンの母校のアメフトチームは、学校方針もあり2年間実質的に活動停止みたいな状態でシーズンを迎えたんですが、4年生が頑張ってリーグ戦は3勝1分で1位になり、同率のチームとは抽選で入替戦出場を勝ち取る快挙でした。入替戦は、残念ながら力の差があり敗退したけれど、年間1試合しか出来なかった2シーズンを耐えて、よくぞここまで頑張ったと言って上げたい。まだ何の話も出てこないけれど、もし今年卒業生を送る会をOB/OGも含めて開催するなら、何か祝って上げたい気持ちですね。

「成人の日」自体も、来年からはまた意味が違ってきてしまうのだけれど、多く若者が18歳を境に色々な方向に進み始めて、そこで様々な挫折や問題を感じて苦労している時に、昔の仲間と会ってもう一度自分自身を確認する機会と言う意味では良いイベントなんじゃ無いかと、後から自分は感じました。自分は、一浪して大学一年の時で、あの時は都内近辺に進学していた高校の同級生が何人か集まって飲み会をやったけれど、ああいう集まりは時には必要だなぁと感じたことは今でも記憶しています。最も、その後歳を取っていくと、色々な柵が生まれて縛られて、段々と疎遠になっていくのは寂しいけれど。いずれにしても、今年の成人にもこれからの成人にも、頑張れと行って上げたい気持ちだけは忘れないようにしたいと感じた朝でした。

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