2022年10月8日

ひろゆき騒動

元2ch管理人のひろゆき氏が、沖縄の辺野古基地拡張工事現場へ行き、座り込み抗議を毎日やっていると聞いたけれど、誰もいないとツイートして騒動になった(した?)件、玉城沖縄知事まで参戦する事になり、結果的にひろゆき氏の発言よりも、その「座り込み行動」なる物の実態が、再び拡散される事態になることに。

個人的には、彼に関しては殆ど評価することはなく、今風に言えば「迷惑系YouTuber」みたいなものだと思っているのですが、そのネタにされた辺野古基地反対派は、まぁ上手く利用されて逆に彼らの暗部が再びされされることになった事は社会的に良かったんじゃ無いかと。 最初は「3000日以上も座り込みしていると書いてあるけれど、誰もいない」とひろゆき氏が言えば、抗議活動は工事車両がする1日3回だけと反論して、なんだ実際には座り込みしてないじゃんと内幕が暴露されてしまいます。「座り込み」の定義はあーだこーだと話が反れると、実はコロナ禍感染拡大の為とか、新盆・旧盆、祝日等には休日として座り込み活動をしていないと言う事も分かって、結局「3000日」という根拠もあやふやに。沖縄県民の気持ちを汲めと言う反論には、過激すぎる反対派の抗議活動の動画が再び拡散されて、幾ら抗議活動でも限度があるだろうと一般の人ならひく状態に。で、ひろゆき氏が、玉城氏は反対だろうけど、同時に選挙が有り当選した地元の名護市市長は工事賛成派ですよと言うと、地元新聞紙の記者が、賛成・反対を言わずに当選したからそうは言えないと反論。それに対して、何も言わなくても、工事反対派の候補が落選したのだから、賛成ですよね、と切り返しているのが今。

まぁ、言い返したところで、微妙に論点をずらしたりすり替えしたりして、相手をかわしていくのが彼のやり方な訳で、決して自分の意見を通すとか、正論を導き出すとか、何らかの結論を出すという事は殆ど考えてない人だと思うですよね。だから向きになって反論している基地反対派の意見というのは、逆に笑いの種というかネタとしてしか扱われない。それでますます向きになって反論するから、どんどん反対派の方が滑稽な状態に見えてくるんですよね。まぁ、玉城知事自体が、件が認可を出して正式に工事している作業を違法に妨害しようとしている側の肩を持って何ら取り締まりなど行わないこと自体が、地方自治として機能不全状態だと思うのだけれど。まぁ、静岡県も人のことは言えない人が知事を長く務めていますからねぇ...

私以上にひろゆき氏の事を的確に評価されている人がいて、まさにその通りだと思うんですよね。面白いのは、今回の騒動の直前では、ひろゆき氏は旧統一教会の件で自民党側を批判していて、それ故に所謂「左派」と言われる人達から評価されて声援されていた。ところが、今回の件ではほぼ同じ人達が彼を批判して、「裏切り」とか「幻滅した」とか反論している。彼らからすれば、相手を攻撃できる材料なら何でも良いわけで、それって元文科相の前川氏が、在職中は天下り斡旋や出会い系バーで批判しながら、退職後安倍批判を始めると、ウェルカムで迎えられて上げ奉られている。本当、いい加減な人達だなぁという感想しか生まれないけれど、今に始まったことじゃないですからね。ああいうことをやっているから、多くの人達からは評価されず支持もされず、さらには支持者層離れも生まれている状況が良く理解出来ます。ひろゆき氏は、その現場を個人的に訪れたというよりは、ABEMA TVのクルーも一緒にいたらしいので、最初からネタにする気満々だったわけですよね。まぁ、その程度の行為だったと言ってしまうと身も蓋もないけれど、結局はそう言う事だと思う。沖縄の基地問題は、一日も早く解決するべき問題の一つだと思うけれど、ああいう行為を見ていると「好きにすれば」という気持ちしか残りませんよね。で、結局沖縄の人は不利益を受けたまま、反対活動をしている人達はそれが続けば自分達の存在意義を見せられることになる。それで地元の人達は納得しているのか、こう言う話を聞く度に疑問を感じるところです。

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