2022年9月19日

雨天コールド

昨日開催されたアメフトの試合。関東・関西共に天候は不安定で、特に関東の試合は落雷のために一時中断しつつ、ハーフタイムでコールドゲームになったもの。

試合は、13:00キックオフで始まったものの雷雨のため一時中断。14:00から再開して豪雨の中富士フイルムがフィールドゴールで3点を入れてハーフタイム。しかし後半戦時にも雷雨の可能性が高いという事で、試合はハーフタイムでコールドゲームとなり、3-0で富士フイルムが三菱商事に勝利という結果に。どちらのチームにとっても悔しい結果だったでしょうね。

私も自分の試合では経験は無いけれど、悪天候(雷雨)のために試合中断終了という経験は何度かあります。アメフトの場合、金属を使用した防具を着用して居るので、雷に関しては凄くシビアなんですよね。一方で、雪とか雨とか風邪の場合は、グランドが使用出来るならかなりの悪天候でも開催されます。実際、もう30年以上前だけれど、千葉マリンで試合があったとき、前日から台風みたいな雨風が続く日で、よく京葉線が止まらなかったなと思うくらいの天候の中、4Qまで試合は行われましたからね。皮肉なもので、試合が終わる頃には天候も回復してきて、帰りの電車に乗る頃には晴れ間も見えていた気がする。当時のマリンスタジアムは、新しい人工芝のグランドだったから、水はけも良かったしだから開催可能だったと思います。当然、人工芝の上にひいたラインなんて流れてしまって見えないから、パイロンだけが目印で、アウトオブバウンズの判定は難しかっただろうけど。

今回の「雨天コールドゲーム」に付いては、多くは再試合や元々中止(延期)するべきという意見が多数なんですが、グランド確保も含めて日程が厳しい事もあり、「延期」というのはかなり厳しい判断なんですよね。元々のスケジュールは2週間に1回試合が入るように組まれているんですが、それを何処かで1週間に1回にしないといけない。しかも、プレーオフ進出等、リーグ戦後の条件もその試合結果で左右されるとなると、そのプレーオフの前十分な余裕を持って開催しないといけない。過去には、夕方で終わる日程の後、ナイターで急遽追加したような場合も有ったように記憶しています。また、「中止」の場合は、例えばグランド側の事情もあるわけです。今回の会場は天然芝のJリーグも試合をするサッカー場なので、有る程度の天候でも許容されるのかもしれないけれど(一般の市営グランド等は凄く厳しい場合も)、会場側の理由でNGと言う事も有る。今回は台風接近で悪天候が予想されていたので、多分予め審判団・チームコーチ・運営(Xリーグ)間で、天候悪化の場合の選択肢は事前に協議されていて了解されていたんじゃ無いかと思います。そんな中で、一番不満が残りそうな結果になってしまったのは残念だけれど、それも含めての試合だろうし、シーズンのリーグ戦なんですよね。

同じ会場で、今日は関西から遠征してくるアズワンブラックイーグルスと警視庁イーグルスの「イーグル(Eagle/鷲)対決」が予定されているんですが、どうするんだろうか。天候は、雷さえ無ければ何とか持つとしても、新幹線が今日は午後から新大阪-名古屋間で運休とか言っているので、アズワンの選手は関東に移動出来ても試合後帰宅出来ないんじゃ無いか? 都内に宿泊するとしても、明日は平日で仕事のある選手やスタッフも居るだろうし。同じ地域同士のチームの再試合も大変なのに、一方が遠征となるとますます再スケジュールが大変そう。ただ、再スケジュールが難しいからと言ってリスクを軽んじて強行してもいけないし。それに、警視庁なんて災害対策で待機とか掛からないのだろうか。ここ数シーズンは、比較的台風の影響とか無いようなシーズンが続いた記憶があったんですが、今シーズンは台風の直撃では無いけれど、いろいろと大変なシーズンになりそうですね。兎に角、事故など無いようにして何とかシーズンを進めて欲しい。

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