KSL-Live!の記事だけれど、今問題になっている旧統一教会と自民党の癒着問題だけれど、其れ以前にもメディアも旧統一教会系団体のイベントを好意的に取り上げていたという話。安倍元総理射殺事件の容疑者の供述から、30年振りに突然再注目されて大きな話題になっているわけですが、あの事件が無ければ、そして容疑者の口から「旧統一教会」の名称がで無ければ、正直なところ未だに忘れられたままになっていた事象だと思う。
30年前の事を今の政治家が知らないはずが無い、と追求するメディアだから、当然彼らも良く知っているはず。安倍元総理が旧統一教会系のNPO団体へビデオメッセージを送ったことが問題視されたけれど、あの団体だって実は国連のNPOの一つで、しかも当時の潘基文国連事務総長からの陽性で他の著名人とともに送った物なのに、祖父の代の話まで持ち出されて批判されているのに、つい数週間前に大々的に報道していたメディアはお咎め無しなのだろうか。
あえて統一教会側を弁護するならば、過去に大きな事件・話題を作ったからこそ、その印象を払拭するために真面目な活動をし占めていたとも言えるのでは。過去罪を犯した人が、それを償って社会に出て、真面目に社会復帰しようと努力しているのに、「彼は昔〇〇の罪を犯した」と批判するのは、それは違うだろう。勿論、その罪が窃盗とか詐欺とか、まぁ不満はあるけれど復旧可能ならばそう言う考え方も出来るかもしれないけれど、例えば傷害罪とか殺人罪のように、二度と元に戻らないような罪だと、なかなか許す気持ちにはならないだろう。そう言う意味では、旧統一教会に関わる当事者の方やそれらの方を支援する関係者が厳しく追及することは理解できる。でも、その代表的な紀藤弁護士のメディアの発言などを聞くと、どうも以前と比べると極端というか感情的な印象が拭えなくて、若い頃はもっと理路整然と法律論を展開して相手(=統一教会)を追い込んでいたような印象があるんですが。今は逆にご自身自体が、何かカルト化しているような雰囲気すら感じます。
メディアも同罪だから、政治へのつい強を止めろという気持ちは無くて、その点は自分達がどうしてそう言う報道をしたのか、その理由なり背景なりをちゃんと説明するべきだと思う。それで、「それでは仕方ない」と読者が納得するならば、現時点で必要な報道を続ければ良いし、もし納得するせつめいが無いのであれば、それはメディアとして報道機関として力不足というのか、あるいは何か別の意図があると言われても仕方ないと思う。そう言うダブルスタンダードこそ一番駄目な証拠だと思う。まぁ、毎日新聞に中日新聞だからなぁ...
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