2022年8月2日

日本酒缶

日本酒のイメージで先ず浮かぶのは「一升瓶」。次が、「徳利とおちょこ」かなぁ。最近だと、「紙パック」もあるかもしれないけれど、この記事の「缶詰」のイメージは殆ど無い。記事の途中にも書かれているように、確かに「菊水」の日本酒缶は私も観た記憶があるけれど、飲んだ記憶は無いなぁ... 

一合缶というサイズは、確かに飲みきりサイズとしては良いですね。個人的には、割高になるんだろうけど半合缶サイズも有ると良いなぁ。半合ずつ何種類か飲み比べできると、酒飲みとしては嬉しい。瓶詰めだと、どうしても一番小さくても四合瓶だろうから、ちょっと持てあますんですよね。一升瓶ともなると、相当の酒好きで無いとなかなか消費できない。最近の生活様式を考えると、一合缶(180ml)サイズというのは、冷蔵庫への収まりも良いし、最近ブームのキャンプへの持ち運びにも便利そう。

唯一の難点は、金属の口当たりは余り好きでは無いので、自家のみよりは一度別の徳利やコップに移して飲むのが、手間と考えるかどうかかなぁ。缶ビールは、そのまま直接飲むのが旨味の一つみたいな感じの部分もあるけれど、日本酒はまだそこまでは行っていないだろうし。勿論、金属製の徳利やぐい飲みもあるけれど、あれ私の知る限りは殆どが亜鉛製で、アルミや鉄の缶とはかなり口当たりが違うと思うんですよね。その辺りの上手い切り替え方が何か生まれると良いかも。例えば赤ワインの場合は、開栓した瓶から直接グラスに注がずに、一度デキャンティングすることで、味と香りを引き立てるように、日本酒もそんな「一手間」みたいなものがあると良いかも。あるいは、日本酒缶がすっぽり入る保冷剤みたいな「器」があると、缶隠しにもなるし生ぬるくもならないし良いかもしれない。同様に、缶がピッタリ入る保温器が有れば、冬場はそれこそぬる燗から熱燗まで、色々楽しめるんじゃないだろうか。

お酒の種類には色々あるんですが、日本酒の良いところは「グビグビ飲まずにチビチビ楽しめる」ところじゃ無いかと思っています。ビールだと、グイッと飲むのが美味しいけれど、やはり量飲んじゃうとその後のお酒も食事もお腹が厳しい。発泡系はやはり量は飲めないですよね。ワインは、白・赤等はそういうところは無いけれど、量的には有る程度飲んでしまう気がするんですよね。その点、日本酒の場合はグイッと飲むこともあるけれど、食事に合わせてチビチビ楽しむ事も出来るところが、ちょっと他のお酒と違うんじゃ無いかと。日本食自体が、色々な種類の物を少しずつ楽しむ傾向があると思っているので、それに合わせた飲み物と言えるんじゃ無いだろうか。瓶詰めだと、やはり一度開栓してしまうと後は劣化するだけ。一合飲みきりの日本酒缶ならそう言う事も無いだろうし、後はお値段次第だなぁ。今晩は久しぶりに冷酒も良いかもしれない。

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