ITmediaに掲載された、最近の東京・銀座での「銀座らしくない」ビジネスに関して。「銀座」と聞いて、多分殆どの日本人が先ず思い浮かべるのは、東京の銀座。元々は、銀貨の加工場両替場が有った土地なので「銀座」と名付けられたので、実は日本の多くの土地には「銀座」という場所はあったそうな。只、「〇〇銀座」という名所はは、東京の銀座にあやかって後から付けられたものも有るので、全ての「銀座」がそう言う場所では無かったらしいけれど。浜松にも「千歳銀座」とか有るけれど、あれは後者のケースだろうなぁ。
その銀座と言えば、日本一高級な商圏として有名で、商売人ならばいつかは銀座にお店を持つと言うのが目標というか夢の一つで、それは今でも変わらない事。だから銀座には、有名なブランド店が並ぶわけで、アメリカで言えばNew Yorkの五番街みたいなもの。そんな銀座に、安くてお得な商品展開の代表みたいな「#ワークマン女子」が旗艦店を出店するという話何ですが、随分前から銀座に出店する、低価格販売を売りにしたお店は多くなってきているので、個人的にはそんなに珍しい話じゃない。
私は、大学一年の時に留年してしまい、2回目の一年生の時から時間が余ったことと学費を稼がないといけない事から、友人の伝を頼って当時まだ高級プレタポルタ販売だった「銀座博品館」の地下にあった喫茶店で、3年位ウェイターのアルバイトをしていました。その為、週に何回か当時下宿していた千葉の松戸から東京の銀座に通う生活をしていて、まぁ華やかな銀座のイメージは何となく経験していました。アルバイトは、昼間の授業の無いときが中心だったので、大体開店する朝からお昼を挟んで午後くらい迄なんですが、週末等忙しいときには夕方とか夜のシフトの時も。その時には、当時は夢にも想像出来ない「夜の銀座の様子」なんて言うのも垣間見たことも何度かありましたが、確かに高級外車が裏道にずらっと並ぶ様子とか、同伴出勤するお姉さん達とか、色々な銀座にまだ田舎から出てきて一二年の自分にとってはドキドキすることばかり(笑)。そのアルバイトが終わる頃位だったかなぁ、業態ががらっと変わって、衣類販売からオモチャのお店に変わってビックリ。業態の変化もそうですが、オモチャの専門店というのも、幾ら銀座の端っこ8丁目にあるお店とは言え、銀座という場所柄かなり意外な印象でした。実際には大人向けのボードゲームとかも有ったんですが、どうしても「オモチャ」と聞くと子供用のものと言うイメージでしたから。その後、暫くして確かバブルが弾けた頃当たりに、つぼ八が銀座に出来んじゃ無かったかなぁ。それを切掛に、銀座の中に我々でも馴染みのあるようなお店がどんどん進出してきて、ちょっと銀座のイメージが変わったように感じましたね。
銀座の場合、どうしても中央通り沿いの銀座一丁目から八丁目がイメージされるけれど、有楽町駅から四丁目の交差点あたりとか、後は今は移動してしまったけれど築地市場とか、結構広いエリアがあり、さらに新宿や渋谷の場合は新宿駅とか渋谷駅というターミナル中心何だけれど、銀座の場合はそのエリアに地下鉄の駅が点在しているので、外歩きも良いけれど地下鉄移動も便利何ですよね。そこが、新宿や渋谷とはちょっと違うと思う。 そのぶん、記事にも書かれているように商圏としては、かなりポテンシャルは有るでしょうね。JRの有楽町駅周辺だって、狭くてごちゃごちゃしているけれど、最近は再開発もされているみたいですし。最近でもたまに銀座に行く機会があると、時間が有れば用事が無くても八丁目まで歩いて行って、懐かしい博品館を眺めてみたり、デパート巡りをしたりするけれど、行く度に景色が変わっているように感じて、それはちょっと寂しい気がするかも。当時は、まだ大学生でしたから、昼休みに四丁目の木村屋でパンを買うだけでもドキドキしていた様な時代でしたからねぇ。ここ2年はコロナ禍もあり、都内に出ても銀座まで足を伸ばす機会は無かったけれど、回りも落ち着いて来た今年は、久しぶりに「銀ぶら」でもしてみようか。「銀ぶら」なんて言うのも、もう死語なんだうけど。
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