2022年5月14日

新幹線車内でTeamsを使う

昨日新幹線で帰宅するときに、どうしても移動中に電話会議が入ってしまい、仕方が無いので車内から参加してみることに。勿論車内で仕事の話をするのは、セキュリティ的にも御法度なんですが、基本参加して話を聞くことが殆どの会議なので、多分自分が発言することは無いだろうという想定もありました。ただし、絶対発言期間が無いとも言えないので、直ぐに車両間の連絡通路に出られるように、予め前から2番目の席を指定しておきました。

実は、以前も新幹線車内でリモート会議はどうだろうかと、車内Wi-Fiに繋いで試しにTeamsやZoomを起動してみた事があったんですが、正直使い物にならない。自分の会社は、会議中にカメラを起動させずに、音声とプレゼンテーション資料の表示だけで殆ど開催されるので、一般的なリモート会議・ビデオ会議よりは負荷は低いはず。それでも、パソコンから参加すると、やはりデータ量が多いからでしょうか、車内Wi-Fiだとプツプツ切れてしまいます。スマホ(4G)のテザリングだとまだマシなんですが、それでも通過位置によってはdocomoと言えども通信が安定しない場所もあり、こちらも不安が残ります。それに、自分のデータ量が使われるのも余り嬉しい話でもないし...

今回はスマホ(実際に使用したのはiPhone 13 Pro)にTeamsのアプリを入れて試してみました。理由は、PCの場合よりも直感的にデータ量は少なくて済みそうだし、もし車内Wi-Fiが切れそうなら直ぐにWANに変更も出来るだろうと言うような理由から。新幹線のWi-Fiサービスは、30分に1回毎に更新が必要になるので、会議が始まる直前に再接続してタイマーをリセットし、30分の予定の会議中に途切れないようにしておきます。その後、iPhone 13 ProにインストールしているTeamsを起動しますが、何故か予約している会議へ参加出来ない。仕方が無いので、やはりインストールしてあるOutlookを起動し、その予定から起動してみると、こちらはすんなり立ちあがりました。iPhone 13 Proには予めBluetoothイヤホンをペアリングしてあり、音声に関しては問題ありません。

やはりデータ量的にPC版よりも軽いんでしょうね、殆どWi-Fi接続が切れること無く安定して会議参加出来ます。流石にトンネル通過時には、音声が間引かれたようになったり、一瞬途絶したこともありましたが、トンネルを抜ければ元のように通話出来る状態に回復し、取りあえず30分程の電話会議は問題無く完了出来ました。発言(マイク使用)が無ければ、スマホで動画を見ているのとそんなに変わらないかなというのが今回の印象。唯一の難点は、共有している資料を表示する画面サイズが、当然ながら小さいのですが、ピンチアウトして拡大すればちゃんと読める位までになりますし、それをドラッグして移動しながらでも何とかなります。今回の様に、万一の場合には最低限の機能は利用出来るかなとちょっと感心。200km以上の高速移動中に、リモート会議が出来るんだから、世の中便利(いゃ、不便に?)なったものですねぇ。でも、この件は内緒にしないと。だって、これまでは「移動中なので参加出来ません」と言い訳してきたので(笑)。

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