Googleが発表したスマートウォッチ「Pixel Watch」と、こちらはチラ見せの「Pixel 7/Pro」。 それ以外にも、廉価版スマホの「Pixel 6a」だったり、再投入の「Pixel Table」だったりと、盛りだくさんの発表。個人的には、現在Pixel 6を使用中で、年内はよほどの事が無い限り買い換える予定は無いので、スマホ関係は見るだけなんですが、スマートウォッチに関してはちょっと気になるところ。
Googleのスマートウォッチと言いながらも、中身は以前買収したFitbitの系統の物なんだろうけど、デザインを見るとちょっとFitbit製品よりは洗練されてきているような気も(笑)。デザインもそうですが、機能的にはどうなんだろうか。その辺りの詳細はこれからとの事だろうけど。個人的に色々要望はあるんですが、バッテリーに関しては太陽光充電をサポートしてアダプターとか接続していなくても常時利用出来るような機能は必須だと思うんですよね。これまで自分で体験したり、調べたりした物で、太陽光充電対応のものは無く、全て外部アダプターで充電しないといけない物。当然その間は腕からスマートウォッチは離れているわけで、バイタルモニターも途切れてしまいます。多分、多くの場合就寝中に外して充電するケースが多いんじゃ無いかと思うんですが、就寝中こそ常時モニターして欲しいタイミングの一つですよね。
スマートウォッチのもう一つの機能として、Google Payの端末としての機能は当然盛り込まれるんだろうと思います。ただ、既存の店頭にあるNFC/FeliCa端末って、基本的にクレジットカードやスマホの背面をタッチする動作を想定しているから、センサー面が上向きに配置されている腕時計タイプだと、腕を無理にねじるようにして180度回転させてタッチしないといけなくて、それが凄く不便だと思っています。時計の円周部の12時の所にセンサーがあれば、腕を編にねじること無く簡単にタッチでそうなんですが、腕時計を左手にする自分だと、店舗での利用時はまぁ良いとして、駅の改札通過時は右手で無いとタッチしづらく、それがまた問題になりそう。UX的には、左手でも右手でも同じような動作で通過出来る駅改札の登場を期待したい所なんですが。
Googleが、これだけ一斉にラインナップを発表することって余り記憶に無いのですが、Appleを意識してのことなんだろうか。スマホに関して言えば、Google のPixelはまだiPhoneのようなメジャーな存在では無いけれど、Androidとしては世界的にはiPhone/iOSを超えていると思うので、ここでギアアップして加速しようとする気持ちも分からないでも無い。Androidと言えば、Chromebookも自分で実際に使ってみて、仕事で使うにはまだ足りない部分も多いのですが、プライベートで利用する範囲ではWindows PCと比較しても殆ど自分にとっては問題無い。AppleとGoogleが、どう言う情報世界観を構築していくのか、今の所はAppleの方が先行している気がするんですが、今回の発表を機会にその差が縮まるのだろうか。ユーザーとしては、そう言う競争は嬉しいのですが、特に競争によって製品の価格競争(下がる方向)も激化してくれると嬉しい(笑)。
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