2022年5月24日

IE終了

Windowsのある意味象徴というか特徴の一つでもあるIE (Internet Explorer)のサポート終了まで、もう一月を切ったという記事。私は、昔から「IE嫌い派」(笑)だったので、最初の頃はFirefox、その後Chromeに主旨替えして今に至ります。IEを使うのは、仕事で動作確認とかするときくらいかなぁ。今の所、車内のWeb系サービスもEdge or Chromeという状態なので、特に困ることも無さそうだし。

記事にもあるように、日本の法人ユーザーでのIEの使用率は高くて、今でも使用を続けている企業様は沢山あります。IEを使い続けたいが為に、わざわざOSをVolume Licenseにして以前のバージョンを使い続けているお客様もいるくらい。まぁ、MSのサポート終了となれば、その裏技も難しくなるのだけれど、とは言ってもこれまでに蓄積してきたIE上での資産(アプリ)を、早々簡単にEdgeやその他ブラウザーに移行出来るわけでも無く、IT管理者は頭の痛い日々が続くんだろうなあ。

私も多少はHTMLとかCSSを弄るから、ブラウザーによって癖があることは理解出来るんですが、正直何が何処までIEとそれ以外のブラウザーで違ってくるのか迄詳細はよく分からない。多少の画面上の配置連れくらいなら何とかなるけれど、多分裏で動くマクロとかエージェント何かの挙動やインターフエースが、IEにはIE独特の癖があるんでしょうね。単に、タイミングとかパラメーターの違いでは無くて、多分ブラウザー専用に作り直すくらいの労力が必要なので、体力の無い企業だと分かってはいてもIEを使い続けるしか無いんだろうなぁ。問題なのは、そこそこの規模の会社でもそういうところが多いと言うところ何でしょうね。

本当に前向きでやる気のある企業だと、こういう機会を利用して社内システムを刷新したりする事も考えるんだろうけど、厳しい社会経済状況の中そこまでのコストを捻出出来るかどうかも分からないだろうし。最悪、EdgeのIE互換モードを利用する事は暫く可能だけれど、結局はその互換モードのサポートもいつかは終わるだろうし。だからと言って、Edgeにしても、FirefoxやChromeにしても、そのままずっと使い続けられるかという保証は無いですしね。一つの基盤に依存すると、そのリスクも大きいという実例だけれど、IEの終了に関してはもう何年も前から言われてきていることで、正直この時期になっても対策が無い企業というのは、言い方は厳しいけれど何事に於いてもそう言うリスクを内在している企業という評価を受けても仕方ないと思う。 

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