2022年5月28日

豪雨と新幹線

昨日の帰宅時、前日の夜からの豪雨の影響で、久しぶりに新幹線で缶詰になりました。金曜日の朝、早朝のニュースゃ天気予報を見ると、どうも近畿から東海にかけてすでに激しい雨が降っている様子。多少の悪天候では、新幹線は止まらないのだけれど、唯一の弱点は静岡県を南北に走る、富士川、大井川、天竜川の水位が増えて危険水域に到達すると、運航停止となること。

そこで予定を変えて、今のうちに浜松に戻ることにして、今の所新幹線はほぼ定時運行していることを確認してから、8時30分頃にホテルをチェックアウトしました。実は後から知ることになるんですが、この頃三島-静岡間で停電事故が発生していたんですよねぇ... ただ、新横浜駅に到着した9:00頃には、特にそんなアナウンスとかはなく、実際この時点では新幹線は定時で離発着していました。少し早めに新横浜駅に到着したんですが、ホーム上は凄い風で、雨も降っているので雨が文字通り真横からだけでなく、下からも吹き上がってくるような状態。ホーム上の待合室も満室なので、陰になる場所で新幹線の到着を待ちましたが、いゃいゃ凄い状態でした。で、やっと車内に入ってホッとしたところで、出発です。

ところが、次の小田原駅で停車。理由は、三島-静岡間の停電の影響かと思ったら、それは解消したのだけれど、大井川の水位が増加して基準値を超えているので暫く様子を見るというもの。過去の経験から言うと、これ長引くヤツです。水道じゃ無いので、簡単に止めたり増やしたりは出来ない物で、いったん増水し出すとその水が引くのは時間単位の持久戦になります。小田原駅に到着したのは9:40頃でしたが、10時を過ぎても状況に変化無し。暫くして車内アナウンスが有り、増水した川の水は減りだしたが、豪雨の時に架線に飛来物が引っかかったので、送電を止めてその飛来物の撤去作業をするという、新たなトラブル発生。さらに「待ち」の状況が続きます。10:30も過ぎた頃になって、やっと川の水位も戻り飛来物の撤去作業も完了して安全確認をしているので、10:50頃を目標に運転再開するというアナウンスが。10:50を過ぎて11:00近くになって、やっと新幹線が動き出しました。

その後は、1時間20分遅れのまま浜松に到着。静岡を過ぎた頃あたりかな、それまでは曇り空で雨も降っていた空模様が、開け始めて青空も見えるようになります。掛川を過ぎた頃には、車内から見ても暑い夏の日差しみたいな様子が見え始めて、浜松で下車したときには「暑い...」という状況。もっと悪い状況も想定できたので、1時間一寸の遅れ位なら良しとしないと。これから梅雨の時期に入ると、こんなことも増えてくるのかなぁとちょっと憂鬱になりますね。リモートワークは良いのだけれど、やはり移動距離が長くなると大変です。それでも、新幹線は比較的こう言う悪天候に強い路線だからまだ良いのですが、在来線とかでの通勤となるとさらに大変な状況も想定されます。この辺りが、リモートワークの隠れたリスクなのかな。

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