2022年4月29日

NFLドラフト2022

今日は、NFLの2022シーズンのドラフトがLas Vegasで開催され、もうすぐスタート。日本のプロ野球のドラフトもテレビで放送されるなどそれなりのイベントですが、NFLの場合は桁違いの桁違いで、それこそアカデミー賞とかの授賞式を彷彿させるような大規模イベント。そのお陰で、今日のTLはNFLやドラフト関係の話題がどんどん流れていって、何時も見ているようなフットボール以外の情報が完全に埋もれている(汗)。

日本のプロ野球ドラフトでも、新人選手の契約金とか年俸が話題になるけれど、NFLはそれも桁違い。 で、プロ野球同様、大金を出して獲得した選手でも、その後活躍してくれる保証は無くて、活躍できずにフィールドを去る選手も多いんですよね。そこはやはり厳しいプロスポーツの世界であることは同じ。プロ野球と違うのは、NFLの場合自分のセカンドキャリアを決めている選手も多いので、引退後は別の事業で活躍する人も多いのと、案外選手からコーチになる人が少ないこと。それは、コーチ業はコーチ業としてのキャリアパスが別に確立しているからだと思う。日本でも、そう言う専門性が認識されて、育成過程が確率すると、もっと色々な人がスポーツに馴染む世界になると思うのだけれど。

もう一つプロ野球ドラフトと大きく違うことは、各チームがドラフト権のやり取りが出来る事。現役選手のトレードの時に、日本の場合は同程度の選手同士の交換が殆どで、場合によっては金銭トレードで、選手と見合う金額での交換がありますが、NFLはそこに「20xx年の何巡目のドラフト権」みたいな物も加わります。当然、一巡目の権利は何処のチームも欲しいので、一番価値がある訳で、さらに二巡目とか三巡目とかも同様。また、在学中の有望選手によって、今年よりは来年とか、さらに数年後のやり取りもあったりして面白い。NFLは現在32チームが所属しているけれど、場合によっては一つのチームが複数選手を一回の巡目で指定する事もあり、これも面白い仕組み。NFLの場合は、戦力均衡を大前提にしていて、だから前年下位のチームから指名していくことはプロ野球のドラフトと同じ(と言うか、確かプロ野球側がNFLをマネしたんじゃ無かったかな)だけれど、さらにはサラリーキャップもあって経済的な差で有望選手が集中しない対策もとられている。試合以外でも「魅せる」事を意識した作戦だと思う。

実は個人的にはNFLからすっかり離れてしまい、カレッジフットボールも日本では殆ど見る機会が無いため、有名選手とかは全く知らない状態。この後9:00からドラフトの様子が日テレ系のG+で放送されるのだけれど、たぶんそれを観ても殆ど理解出来ないと思う(笑)。どちらかというと、フットボールというゲームを俯瞰的に楽しむのが、ここ数年の自分の楽し見方なので、正直どんな選手が所属しているかよりは、どんなプレーをするのか、どんな傾向のチームなのか、そっちの方が興味が沸きます。まぁ、そう言うチーム気質を作るのは選手層もそうだけれど、コーチの傾向の方が多分NFLの場合は大きいと思うので、そちらの方が個人的にはまだ興味が傾くのかな。でも、またNFLに向けて、自分の知識を蓄積していくのも良いですよね。テレビ放送は減ってしまったけれど、ネットサービスで以前よりもNFLやカレッジの映像に接する機会は増えてきているので。

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