2022年4月29日

ローソン無印良品計画

今朝の多くのニュースで取り上げられていた、ローソンのほぼ全ての店舗で無印良品の商品を扱い始めるという話。「あれ? 以前もあったよね?」と思ったら、以前はファミリーマートで扱っていたんですね。でも、2019年に終了しているらしい。そう言えば、昔はコンビニに入ると無印の商品をよく見たけれど、暫くそう言う光景を見なくなったなぁと、今更ながら思い出しました。

私は、社会人になって仕事を始めた最初の10年位は、町田市の玉川学園に住んでいたんですが、暫くして駅前のコンコースに繋がったビルに「無印良品」の結構大きなお店が出来て、よく通っていた時期があります。当時は、染色とか余計な手順や手間を省いて、寄り自然な風合いや素材を重視した製品というのが確かコンセプトで、ですから衣類とかタオルなど、繊維製品が殆どだったと思います。今みたいな、レトルトカレーとか健康食品みたいなものなんて、全く無い時代。生活用品もまだ登場していなかったと思うなぁ。今で言う「SDGs」の先駆けなんだろうけど、デザイン的にはシンプルなので多分好き好きが大きかったと思うし、製品の種類もそんなに多くなったと思います。あと、大量生産品で無いので、価格的には少しお高めでしたね。その後に訪れるデフレ時代の前、バブル期だったから価格はそんなに問題にはならなくて、それよりも自然素材とか人工的な加工を施していないというLOHASとかオーガニックが当時の謳い文句だったと思います。それが今では「MUJI」という一つのライフスタイルみたいなものにまで昇華されているのだから対したもの。海外では「MUJI」は立派なブランドですからね。

閑話休題。そう言う意味では、今の無印良品の商品展開の中には、それこそ売れ筋のレトルトカレーとかレトルト食品や、フリーズドライのスープ・お味噌汁類、生活雑貨など、コンビニで取り扱いやすくまた売れ筋として期待出来る商品がかなり増えています。私には縁は無いけれど、化粧品も人気があるらしい。コンビニの場合、どうしても大型の商品は置けないので、そう言う小物商品の種類が豊富なのはメリットがありそう。問題は、自社のプライベート商品(PB)との競合なのかな。ローソン側としては、無印良品の商品が売れるよりは、PB商品が売れた方が利益としては大きいだろうしPBをやはり売りたいだろうけど、集客力としてはPB商品よりは無印良品の商品の方が知名度も人気も大きいだろうし。中々複雑がジレンマが生まれそう。

コンピに業界も大変だなぁと思ったら、7/11はダイソー商品を置くんですね。これもまたビックリ。自宅近くにはダイソーは無くて(主にSeria)、殆ど利用したことは無いのだけれど、100均商品ってコンビニとの相性はどうなんだろうか。「100均」と言っても、最近は200円、300円と、特に100円に拘らないというか100円では作れない商品へのニーズも大きいので、コンビニ向けの商品展開も可能何だろうけど。それならダイソー者約手、3COINSと提携した方が良いかも(マテ)。まぁ、記事によれば試験展開が好調なので本格時に取り扱いを始めるらしいけれど、7/11とダイソーという組合せはちょっと意外でした。自宅から近い順にコンビニを並べると、ローソン、ファミリーマート、7/11となるので、一番最寄りのローソンで無印良品の商品が置かれるようになったら、これまで以上にローソン通いが進むかも。ただこのローソン、以前購入したサンドイッチが、賞味期限切れから2日も経過していたことが有ったので、今ひとつ食品系は信用していないのですが。だからこそ、無印のキーマカレーを買えという事なのだろうか。まぁ、そう言う知名度の高い商品展開よりは、一番利用する頻度が多い、食品関係(お弁当、サンドイッチ、お握り、お惣菜)の品質は、どのコンビニもアップして欲しい。ローソン、ファミマ、7/11、何処で購入しても、以前よりも美味しいと感じないことが多いんですよね。地域差なのか何なのか、依託工場の差なのか、どのコンビニチェーンで購入して食べても、何故か最近はガッカリ度が大きいのを本当に何とかして欲しい。仕事柄、よく都内のコンビニも利用するんですが、製造委託先の違いなのか、量が出るから回転が早いからなのか、都内の方がマシな気がするんですよねぇ。何か、最後は愚痴になってしまった...

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