先日のフライトでの話何ですが、飛行中トイレに立ちたまたま使用中だったので手前の搭乗口の所で順番待ちをしていた時の事。反対側にはギャレーがあり、数名のCAさんが片付けとかしていたとき、たまたま人のCAさんと目が合ったのが切掛で、「暫くお待ちください」「いぇ、大丈夫ですよ」みたいな感じで話がちょっと始まりました。
何が切掛だったか既に記憶が定かでは無いのですが、確か「お仕事ですが」みたいな言葉が切掛で、「私達も、もっと飛びたいのですが、なかなか...」みたいな言葉が出てきて、何となく涙声にも聞こえてちょっとビックリ。それでも、国内線は欠航復活してきているので、「国際線が早く戻ると良いですねぇ」とかこちらも答えたんですが、「そうですよねぇ」と相手のCAさんは何となく重いような雰囲気。その後、またCAさんは仕事に戻られたんですが、長く続くコロナ禍で航空業界も大変だなぁと改めて感じた一時でした。
一旦は中止して希望退職や他業種への出向などをしていた航空業界も、今年は新規採用を再開するみたいで、ある程度の展望は開けているんでしょうけど、とは言っても第六波も終息せずに第七波も言われるような現状、なかなか航空需要も回復できなくて、彼女達の活躍できる場もまだまだ限定的なんでしょうね。詳しくは分からないけれど、感染予防措置やら限定された気ないサービス等考えると、CAさんや空港スタッフの方のストレスも随分大きいだろうし、それが丸二年以上も続いているんですからね。仮に今のような制限が撤廃されたとしても、当分は似たような状況は続くだろうし、その時に陽性者が出たとかとなると、逆に今以上に責任問題を追及されてしまうだろうし。CA三だけで無く、乗客側にも明らかに「慣れ」みたいなものを感じて、以前ほどフライト中に三密回避とか基本的な対策を気にしている雰囲気の乗客は、明らかに減ってきている気がします。
自分も、早く国際線が以前のように復活して、以前よりは多少は制限は残っても自由に渡航できる日を一日千秋の思い出待ち望んでいるんですが、日本の入国時審査の体制がまだ隔離前提で厳しいので、仕事以外では中々渡航できる機会や余裕が無いですよね。とは言っても、実際に感染すれば後遺症も含めてインフルエンザよりも厳しい場合が想定される新型コロナウイルスですから、そう簡単には戻せない事も理解出来るんですが。三回目の接種が進まない事も、中々終息が見えない理由の一つと思うので、例えば三回目接種が全体の7割を超えたら、渡航制限撤廃、人数制限撤廃するみたいな条件を付けたら、接種も進み経済も回復するんじゃ無いだろうか。勿論、三回目がある程度進んだら、今度は四回目接種の目標を設定する。ある意味、KPIを設定してそのインセンティブとして活動制限を緩和していくような対策みたいなものが必要なんじゃ無いだろうか。早く元の世界が戻る事を、祈るばかりですね。
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