2022年2月1日

NFL Conference Championship

日本時間の月曜日朝に開催された、NFLのConference Championship Game。NFCはL.A. Rams vs S.F. 49ers、AFCはCincinnati Bengals vs Kansas City Chiefs の対戦で、どちらも最後まで勝敗は分からない接戦の好ゲーム。プレーオフでは、結構大差の試合もありがちなんですが、今シーズンは結構接戦での試合が多く、4Qの最後までハラハラドキドキの展開が多くて、NFL好き、フットボール好きには溜まらないプレイオフでした。

NFCでは、自分の推しチームである49ersが、4Qに追い上げられてRamsに敗れる結果で、これは非常に残念。ここ最近の49ersは、ボロボロの状態から毎シーズンプレイオフを狙えるようなチームに変わってきたけれど、そこから次のステップがまだ遠くて、以前のような黄金時代再来には中々戻らない。一方のRamsは、最近力を付けてきているチーム。昨年のTampa Bay Buccaneersが、NFL史上初めて本拠地スタジアムでのSuper Bowl出場したチームとなり勝利しましたが、Ramsも本拠地のSoFi Stadiumが今回のSuper Bowlの開催地で、2年続けての「ホームチームがSuper Bowl出場」というケース。これで2年続けてホームチームが優勝したら、新しいジンクスが生まれるんじゃ無いだろうか。

AFCは、下馬評ではNFLトップQBである、QB#15 Mahomes有するKansas City Chefs有利でしたが、それが油断に繋がったのか、4Q残り00:00秒のField GoalでChiefsが何とか同点に追いついてオーバータイムに入るけれど、BengalsがFGで突き放して勝利。これ、ChiefsのホームArrowhead Stadiumでやるんだから凄い。もっと凄いのは、Bengalsはこのチャンピオンシップの一つ前、Divisional Play-offの試合(vs. Tennessee Titans)も、4Q 00:00秒で決勝のFGを決めて勝ち上がってきたわけで、2試合連続での「サヨナラFG」というのも、それが負ければ終わりのプレイオフで続くというのは、多分初めてじゃ無いだろうか。

日本時間で2月14日に開催される、Super Bowl LVI (56th)は、33年振り4回目進出のBengals vs 3年振り5回目進出のRamsとの対戦で、この組合せは初らしい。そのBengalsのCheerleader "Bengals"(笑)には、二人の日本人が所属していて、Super Bowlに日本人チアが二人出場するのは初めてとのこと。今でこそ、日本人のNFLチアはそんなに珍しい存在では無くなったし、複数の日本人チアが所属するチームもあったけれど、そのチームがSuper Bowlに出るのは中々無いでしょうね。チアの場合、所属チームのHome Gameでしかフィールドに出られない(遠征試合には帯同できない)ので、このChampionshipはテレビ観戦になったとのこと。Super Bowlは、どちらのチームのチアもフィールドに立てる唯一の試合だから、感慨も一入でしょうね。試合会場はNFCのRamsの本拠地SoFi Stadiumですが、今シーズンのホームはAFCなので、Bengalsがホームチーム扱い。初対戦の試合だけに、この試合でも最後まで縺れるような、痺れる展開を期待したいですね。

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