2022年2月4日

あわや交通事故

昨日は外出して夜帰宅したんですが、その途中に自宅近くのコンビニ寄って買い物をしてから帰宅しました。そのコンビニでの買い物後のこと。コンビニは交差点の角にあり、買い物したコンビニ袋を下げながら、交差点を渡るために信号待ちをしていました。ほどなく、赤信号が青信号に変わったので横断歩道を渡り始めたときに、それは起こりました。

自分が渡る先の停止線には、信号待ちの車が数台止まっているのが見えます。この交差点、回りに田圃があるものの、四隅の一角にはこのコンビニがあり店内や街灯の灯りが十分にあります。残りの角には、一つは田圃、一つは駐車場でやや暗いものの、コンビニと対角線上にある角にはレストランがあり、お店はこの時は既に閉店していましたが、まだ灯りは残っていた時間。ですから、交差点周辺が真っ暗と言う事は無く、それなりに灯りは残っている状態。そんな状況の中、赤信号で止まっていた対面の自動車も動き出します。先頭車両は、そのまま直進して行きますが、2台目の軽自動車は右折のウインカーを出してこちらに向かってきます。ここで虫の知らせなのか、ちょっと嫌な予感を感じて、少し歩くスピードを落としたんですよね。これが結果的に良かったことに。

何となく嫌な予感を感じて歩くスピードを落として、右折してくる軽自動車を見ていたんですが、この軽自動車速度を落とすこと無くそのまま曲がってきます。反射的に歩くのを止めたところで向こうも気がついたのか、急ブレーキを踏んで止まりますが、車の先頭部分は横断歩道の白線に掛かるくらいの位置。もしこの右折車が一旦停止すると思って普通に歩いていたら、確実にぶつけられていたでしょうね。向こうも直前で止まったからこちらに当たることは無かったけれど、あのまま止まらずに走ってきていたら、こちらはギリギリ交わせたか掠ったくらいのタイミングでしたから。運転席を見ると、多分80代位と思われる男性が運転していて、ちょっと呆然とした感じの後、右手を挙げて「すまんすまん」と言う感じで軽く振っていたけれど、こっちはあわやという経験をした直後なので気持ちは収まりません。信号待ちでこの軽自動車の後ろに並んでいた車は、そのまま直進していったので、右折したのはこの軽自動車だけだったこともあり、数秒横断歩道のその場所に立ち止まり運転手を睨み付けましたが、やはり気持ちは暫く収まらなかったことも事実。

自分は黒色のアウターを着用していたとは言え、ジーンズは脱色気味の白っぽい物だし、右手にはコンビニの白いレジ袋を持っていた状態。背景となるコンビニの照明もあり、逆光にはなるけれど暗くて歩行者が見えなかったと言う事は無いはずです。また、信号待ちで10~20秒位は横断歩道の手前で私も立っていたわけですから、本来なら歩行者がいることを少なくとも認識して右折しなきゃいけないはず。想像するに、私が来る前に横断歩道を見て誰も居ないと思い込み、そのまま信号が変わると直ぐに右折して通過しようとしたんじゃ無いだろうか。本当ならば、その直前にも横断者を確認しなきゃいけないはずですしね。しかも、車とは逆方向の対面方向から歩いてきているわけですから、普通に運転していれば夜間で回りが暗いとは言え直ぐに目に入るはず。とはいえ、加齢とともにそう言う無意識の状況判断が出来づらくなっていくんでしょうね。残り自宅までの道すがら、車のドライブレコーダーみたいなボディカメラを常に装着して、自分の行動の正当性を歩行者も記録して、万一の場合には証明する必要がある時代になりつつあるのかなぁと実感しました。ただ車の場合は、万一衝突しても生存できる可能性は低くないけれど、生身の歩行者の場合はぶつけられれば生存率はそんなに高くないしなぁ。自分も年齢的にはそう言う状況になりつつある訳で、他人を批判するのと同じ位、自分自身に対しても厳しくしていかないと。自分も車を運転する以上、いつ逆の立場になるか分かりませんからね。明るいうちは勿論、夜間とか雨の時にはこれまで以上に、歩行者の時でもドライバーの時でも注意しないと。

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