テクニカルライターの笠原一輝氏による「成田空港帰国後待機生活記録」記事。先日ラスベガスで開催されたCES2022からの帰国したときの様子を記事にしたものですが、うーん、まだまだ海外渡航は大変ですねぇ。
記事を読んでいて、海外での滞在場所によって帰国直後の隔離期間に差があるのは知りませんでした。デフォルト10日(以前は14日)だと勘違いしていました。ただ、厚生労働所のサイトを見てみても、何処がどれだけの待機期間を要求されるのか、その地域のリストが無い。今回の記事でも、ラスベガスは3日だけれど、ロサンゼルスは6日で、空港などを経由擦るだけなら滞在したことにならないとの事ですが。例えば、ハワイなら待機期間無しで入国して、自力移動して自宅待機で済むのであれば、一寸大変ですが自家用車で成田空港あるいは羽田空港まで行き、帰国時もその自家用車で戻ることにすれば、海外渡航が出来ないわけじゃない。ただし、個人旅行での出入国が認められるかどうかの不安もあるので、何か仕事にしないといけないけれど(コラ)。
ちょっと気になるのは、その待機期間の宿泊施設が、必ずしもホテルでは無いと言うところですね。今回の様に、公共機関の研修所みたいな所だと、記事にもあるように電気ケトルみたいなものすら無いだろうし、お皿やコップみたいな食器類も無いだろうし。ホテルなら、大概のホテルで電気ケトルは装備されているだろうし、コップくらいはあるから暖かいインスタント食品を飲食する事は可能だけれど、今回の様な場合だとたまたま笠原氏のように電気ケトルを持ち運んでいれば良いけれど、普通は今の時代そこまでする人は少ないんじゃ無いだろうか。それも含めて、初日にAmazonで購入する? そうなると、入国時に荷物を受け取れるこう言うロッカーの存在が貴重になりますねぇ。もっとも、隔離期間中どこでどの様な状態で過ごすことになるのかは、入国時にまだ分からないわけだから、何を注文して入れて置くのかは、そこはちょっと矛盾している気がするけれど。
911のテロが発生した前後では、空港のセキュリティが全く変わって、あの時も直後の入国審査では数時間空港で待たされるのが普通になったし、出国時でもセキュリティチェックに長い行列が出来て、2時間3時間待ちなんて普通でした。それでも、数時間の我慢で済むならまだましと感じるのが今回のコロナ対策なわけで、未だに数日から10日程度まで我慢しないと出入国出来ない時代が来るとは、本当に想像もできませんでした。今後、新型コロナウイルス対応の飲み薬とか出るようになり、日本も含めて諸外国も新型コロナウイルスを特例的な感染症から一般的な感染症に変更することで、以前と同様の渡航が再開されるとは思うけれど、まだまだそこに至るには時間が掛かりそう。今回の第六波が終息して、昨年のように夏の時期にも第七波が発生するようだと、今年も海外渡航は難しいかも。これが上手く今回の感染拡大で終息して、ブースター接種も進んで、結果的に第七派がこれまでよりも小さな波で終われば、秋くらいには多少の制限付きながらも解禁されるだろうか。何とも悩ましいです。
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