2022年1月10日

コロナ感染拡大

昨日の静岡県の新型コロナウイルス新規感染者数は146人で、うち浜松市が56人と突出していてビックリ。いずれも軽症か無症状ということなので、どう言う場所・理由から56人もの陽性者が出たのか不明ですが、全国的に感染拡大している一つの兆候なのかなぁと感じる所。

 地元も気になるけれど、沖縄県の状況が突出しているのも不安材料。玉城県知事は米軍関係者からのオミクロン株流入が原因と語気を荒くして居るみたいなんですが、確かに彼らの行動制限が不足していたり、そこから市内に漏れて感染した例もあるだろうけど、それだけじゃない部分も多いんじゃ無いだろうか。感染拡大のトレンドを見ると、年末くらいから徐々に陽性者数が増えてきて、年明けから一気に拡大して居るんですよね。地元の高山医師は、全国平均と比べて10%以上低い沖縄県内でのワクチン接種も原因の一つと上げているようですが、大らかな県民性もあって、年末年始で大人数で集まっての家庭内クラスターも大きな原因の一つじゃないだろうか。実際同様に感染が急拡大している広島県の場合、濃厚接触者の行動様式で分かっているのは、マスク等せずに大人数での飲食をした例が多く、それだけが理由では無いけれど、やはり基本的な感染予防対策を年末年始という時期故に疎かになったことが、この感染拡大の最大の原因じゃ無いだろうか。

実はそれって一昨年の年末から昨年の新年にかけて第三波が一気に感染拡大した事と、タイミングも原因も同じ訳で、結局はその轍を今回も踏んでしまったのが理由なんじゃ無いかと。ただ、前回はまだワクチン接種がまだだったこともあり感染拡大したけれど、今回はワクチンの効果は薄れつつあるとは言え、より感染力の強いオミクロン株であっても今の所同程度に収まっているのは、やはりそれなりに効果があると言えるような気がします。そうなると、前回の場合も今ぐらいのタイミングから徐々に新規陽性者数が減少してきて、今月末とか来月初めくらいのタイミングでそれなりに落ち着いて来たから、そろそろそう言う傾向が見えてくると、今のパニック的な状況も収まってくるように思うんですが。

静岡県の感染拡大状況も気になるところですが、ワクチン接種率を見ると2回目完了で80%を超えていて、47都道府県でもトップクラスのカバー率。スタート時は中々ワクチン接種が進まずヤキモキしていたのですが、いつの間にかそれだけカバーされていたとは意外でした。それに比べて、今感染拡大している地域を見ると、やはり70%台の前半とか、特に沖縄だけは唯一67%台と70%に達していない状況で、これはやはり大きく影響しているのでは無いかという気がします。玉城知事も、色々な思惑もあって米軍批判をして居るのだろうけど、最優先されるべきは県民の健康なのだから、言うべき事は言っても良いと思うけれど、まずは足下のこう言う部分であったり、人流の制限よりも抑制に対して、もう少し力を注ぐべき何じゃ無いだろうか。詳細に付き合わせたわけじゃ無いけれど、やはりワクチン接種率の高さと感染拡大の度合いは相関している気がする。だからこそ、3回目のブースター接種も出来るだけ前倒しに進めないと。直接は関係ないけれど、先日の寒波の時には太陽光発電(18%位あるらしい)がほぼ0の発電利用となり、東京電力の電力供給率は100%になって綱渡り以前の状態にまで追い込まれたらしいけれど、仮に停電となった場合保管して居るワクチンの冷凍庫が使用出来なくなり、ワクチンを廃棄する可能性もなきにしもあらず。それを回避するためにも、積極的なワクチン接種と、やっぱり一番大事で効果的なのは「マスク、消毒、三密回避」と言う事も今一度思い出さないと。

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