2021年11月9日

私こしひかり

先日の衆議院選挙の一週間前に、静岡県では参議院銀補選があり、自民党vs立憲国民の議員が火花を散らしたんですが、その時に立憲国民側候補の応援演説をしていた、川勝平太県知事の発言が、今になって再燃することに。自身の応援する候補が、浜松を地盤にして居るというので、浜松の特産物を持ち上げるのはまぁ良いとして、対立候補が元御殿場市市長ということで、「あそこは米しかない、 こしひかりだけ」と揶揄したという話。

この知事さんにしたら毎度の話で、反れでも随分とレベルの低い発言だなぁと、もう呆れることも通り越す位なんですが、それが今頃再燃しているのは何故だろうか。いゃ、選挙戦当時にも問題として取り上げられたけれど、結果的に知事側の候補が当選したからか、そのまま立ち消え気味にフェードアウトして行ったと思ったんですが。

大体、「こしひかり」だって悪いお米じゃ無いし、なんと言っても米米CLUBというかジェームス小野田の名曲「私こしひかり」があるじゃないか! (笑) まぁ、こう言う子どものケンカみたいな発言が一度や二度じゃ無い所に、この人の危うさを私は感じてしまうんだけれど。激高型というか、自分で興奮して自分で怒って自分で失敗しているような気が、毎回します。こういう人にこそ、ジェームス小野田の「私こしひかり」をしっとりと聞いて欲しい(しつこい)。いゃ、この曲、本当に名曲だと思う。ジェームス小野田氏の、ちょっとかすれ気味のでも声量のある歌声も素晴らしいけれど、歌詞の内容だってある意味究極のバラードだよなあ...

閑話休題。国会議員を選ぶ選挙なんだから、その人の政治資質なり人間性を争うならばまだ理解出来るけれど、出身地あるいは地盤攻撃を、それも県政のトップが言っちゃうところが問題。過去の場合は、渋々ながらも謝罪して撤回したりしたけれど、今回はどうするんだろうか。しかも、その応援して当選した議員は、その後不倫報道が出てきているわけで、知事の立場としては微妙。このまま責任問題になることは無いと思うけれど、もう少し県の代表としての「品位」は見せて欲しい。

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