航空会社各社が、コロナ禍対策として機内食を一般に販売する事も珍しく無くなってきたけれど、ANAがエコノミークラスの機内食に続いて、ビジネスクラスで提供しているハンバーグステーキの販売を始めるという記事。 メインのハンバーグステーキに、パンとデザートが付いたものが一人前で、それが1セット二人前で一万円(税、送料込み)というのは、ちょっと高いかなぁ...
個人的には、メインディッシュよりはビジネスクラスやファーストクラスの前菜(和食なら、先付・八寸・焼き物とか)をセットにして販売してくれないだろうか。いゃ、そっちの方が先のアテになるから(笑)。ビジネスクラスだと、メインは3種類位から選択出来ますが、ファーストクラスの場合は前菜も3種類位から選択出来ます。メインはいらないから、前菜だけ全部試してみたいなぁ、いつかは。小食だしお酒を飲むと食べる量が減るので、個人的にはそちらの方がありがたい。
ところで、エコノミークラスの機内食販売は、昨年の12月から今年の11月までの約一年間で125万食売り上げたと記事に書かれています。ANAの年間搭乗者数は約5000万人で、国内線4000万人、国際線1000万人(2019年3月時点)なので、125万食は年間の1割強の分量なんですね。結構大きな数字だと思う。ANA自体の売上げだけで無く、その材料や素材提供している生産業者さんも、それなりに潤うわけだし、設備も動かせることで維持出来るし。コロナ禍後もこのビジネスが続くかどうか分からないけれど、「機内食」という言葉の中には、旅の途中での食事というプライスレスな調味料的要素もあるので、案外受けるかも。製造能力との兼ね合いもあるけれど、材料をより多く調達出来れば、その分コストダウンも期待出来るだろうし、日々リアルタイムで製造量(必要量)が変わる本来の機内食準備のバッファー的役割も可能かもしれない。
子どもの頃、親に連れられて近場から少し遠い場所とか観光地へ年に何回か行く機会がありました。基本列車移動で、当時東海道新幹線は開業済みだったけれど、結構東海道線の鈍行利用の場合も多くありました。今では余り見られなくなった対面式の4人掛け椅子に座り、朝母親が握ったお握りや炒めたウインナーなんかを、電車の中で食べるのが凄いご馳走に感じた頃。機内食にもそんな郷愁を感じてしまうのかもしれない。今朝のニュースでも、ハワイやオーストラリアの入国制限解除の話題を取り上げていたけれど、問題は日本入国時の10日間の隔離で、だから会社を辞めた人とか学生さんくらいしかツアーの応募は現状無いと伝えていました。昨日も書いたけれど、何とか年明けくらいには入国制限も緩和して欲しいですよねぇ。
0 件のコメント:
コメントを投稿