2021年10月3日

N.Y.の家賃

小室圭氏と眞子様のご結婚に関して、ご結婚後は小室氏が少々する予定のN.Y.に移り、彼方での生活が始まると言われていますが、そこでメディア等で盛んに取り上げられているのが、小室氏のサラリーと現地の家賃問題。まだ、司法試験の合格も法律事務所への採用決定も出ていないはずなんですが、仮にそれらが全てOKならば初任給で1500万円~2000万円位(US15~6万ドル位?)は期待出来るそうな。日本の状況と比較しても、かなり高給だと思うんですが、物価高のN.Y.ではそれでも足りないと、ここの所メディアで喧伝されています。

その一例として、N.Y.の家賃の高さを上げていて、一般的な夫婦二人用アパートでも家賃月50万円とか何とか。勿論、場所であったり築年数であったり、いろいろ条件はあるんですが、ご結婚後は「一般人」になられるとはいえ、皇室出身の眞子様ですから、そんなに変な物件に住むわけにも行かないだろうし。 で、多分どのメディアもN.Y.の中心、マンハッタンとかタイムズスクエアとか、日本で言えば港区とか中央区とかの一等地のアパートを想定したような情報を伝えている機がしていて、それが個人的には凄く違和感を感じます。例えば小室氏の勤務先が港区の赤坂とか六本木にあったとして、新居をその近くに探さなくちゃいけない理由はあるんだろうか。普通なら通勤にそんなに支障なく、且つ住環境が良くて家賃も安くて、と言う場所をさがすでしょう。六本木・赤坂なら、それこそ東急線があるから神奈川県内からも通勤可能だし、反対側の都内北側とか埼玉だって選択肢は入ります。あるいは、中央線沿線もあるわけだし。

「いゃ、日本の東京都とN.Y.では交通事情が違う」という話を言われるかもしれないけれど、N.Y.は比較的地下鉄だけで無く、近郊からの鉄道網もアメリカとしては発達している地域だと思うので、結構郊外から通勤して居る人も多いと思います。私の知り合いも、昔アメリカにアサイメントで駐在していたときにN.Y.にいましたが、勤務先はダウンタウンだったけれど、住まいはマンハッタンのずっと北の方の住宅街で、毎日1時間位掛けて通勤していましたが、そんなこともあって食事をしたときには帰りが便利なようにグランドセントラル駅周辺で待ち合わせをしたくらい。あるいは、ハドソン川を渡ったN.J.州に行けば、ぐっと家賃も物価も税金(消費税)も下がりますし。N.J.からなら、PATHでペンシルベニア駅へ一本で移動出来、確かこの周辺から下(南)の方がオフィス街だったはず。確かにN.Y.が家賃だけで無く物価も高いことは事実だし、アメリカの中では公共交通機関が発達しているとはいえ、日本の特に東京とか大阪等と比較すれば不便なこともあるけれど、何かわざわざ特異な部分を取り上げて批評しているように感じます。

と言うか、現地からそう言うニュースを伝えている人は、多分現地の駐在員だろうから、彼らもそのN.Y.なり周辺地域に住んでいると思うんですよね。それならば「N.Y.のアパートは高い」という事も一つの情報だけれど、「〇〇地域まで行けば、N.Y.の半額でアパートがある」とか、そう言う情報だって知っているはずで、そう言う事を伝える方が視聴者にとっては有意義だろうし、二人の将来を考えるならそう言うポジティブな内容の方が望ましいのでは。わざわざネガティブな情報を取り上げて否定的な雰囲気を醸し出しているようにしか思えなくて、それって伝える側の「意図」が明らかに感じられる気がします。だからメディアを鵜呑みにしたら駄目なんだ、という実例の一つと言って良いのかな。

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