2021年10月8日

防音個室ブース

羽田空港のANA Suites Loungeに、防音個室ブースを設置すると言う記事。 テレワークが普及して、移動途中でもちょっとして電話会議/Zoom会議の時に利用出来る、この手の個室ニーズは高くなってきていると思うけれど、どれくらい利用されるんだろうか。ラウンジには、携帯電話で会話する「電話室」みたいなものもあるんですよね。私も利用した事はあるけれど、まぁ30分とか1時間位だったらそれで間に合うけれど、それ以上の場合とか、座ってじっくりと言う要望なんだろうか。


最初このニュースを聞いたときに、あのスペースの所に設置するのか一寸疑問でしたが、ANAのニュースリリースをみて分かりました。4Fのラウンジ受付左手、今の電話ブースのある外側に設置するんですね。独立した個室だから、基本空きスペースと電源が取れればいいわけで、わざわざ設置工事をする必要は無い訳か。それに、利用するには受付で申請して、かつ利用後は毎回清掃するらしいから、ラウンジの中よりはこのあたりの方がスタッフ側としてはアクセスは良いでしょうしね。


個人的に気になったのは、この椅子で個人的には仕事の時に使う椅子でこう言う移動出来ないタイプは嫌い。まぁ、自分が落ち着きが無いと言う事もあるんですが、時々体の角度を変えたり、前後に少し移動したりしながらタイピングしたりしますから、基本椅子には車が着いていて自由に動くようなタイプを希望。もうこんなソファー用椅子だと、一度座ったらその位置から動けなくなるわけで、最初に机と椅子の位置を調整するのだって難しいかもしれない。それと、あまりに座り心地が良い椅子だと、そのまま眠ってしまい仕事の効率も落ちるだろうし(笑)。

以前だと、移動している時間というのはある意味ブックボックスで、その人の自由な時間だったわけですが、リモートワークが広がって、リモート会議が普通に開催されるようになると、移動中と言えども接続時間の時とかにリモート会議が入ったり、あるいは級に呼び出されて搭乗待ちの15分とかで電話会議をリクエストされたりと、結構世知辛い世の中になってきたと感じます。昔アメリカ出張したときも、国際線から国内線の接続待ちの間にチャットで1時間位会議をさせられたことがありましたが(当時のUA Red Carpet Clubに入ってWi-Fiが使えたから良かった)、あれの音声・画像付きでやらされたら堪りません。それに関しては、リモートワーク社会の課題というか弊害の一つのような気がしますね。

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