2021年9月10日

非常事態宣言延長

21都道府県に出されていた非常事態宣言が、宮城県と岡山県を除いた19都道府県で今月末でま延長されることに。 残念ながら非常事態宣言下の静岡県も解除あるいは蔓延防止当時裕典措置への移行はならず、引き続き今月末まで今の状態が続くことになってしまい、個人的には一寸ガッカリ。

多分そうなるだろうなぁとは思いつつ、淡い期待はあったので残念なんですが、昨日時点での新型コロナウイルス感染状況を見てみると、かなり状況が改善してきていることは明らか。いつも参照している東洋経済のサイトですが明らかに減少傾向に変わっています。陽性者数は8月20日頃の25,000人越えがピークですが、昨日の時点ではその半分にまで落ちています。数日前には1,000人を切ったので、来週以降はさらに減少しそう。入院治療を要する人数も大きく減少していて、ここの所の増減値はマイナスに変わって一週間以上経過しています。医療機関への負担も、もう少しで余裕が出てきそうな印象です。個人的にビックリしたのは、実効再生産数がいつの間にか0.75にまで下がっていて、一応この数値の目安は0.6まで下がれば再拡大が無くなるという想定だったとおもうので、あと少しですよね。

地域毎の傾向を見ても、大体何処の地域も同様の傾向を示していて、ピーク時には5,000人を超えて6,000人近い日も有ったけれど、ここ数日は2,000人を超えていて来週中には1,000人切りの日が定常的になるかもしれない。実効再生産数も0.7まで落ちてきているので、こちらもこのまま下がってくれれば、やはり今月中くらいまでにはかなり落ち着いた状態になりそう。それ以外の道府県の様子を見ても、どこも落ち着いた状況に戻りつつある感じで、自分でざっと47都道府県の実効再生産数を見た限りでは、1.0を超えているところは一つも無かったので、あと少しで全国的には落ち着きが戻りそう。その後、重傷者や入院患者の手当が進めば、こちらも1~2週間遅れ位で落ち着いてくるんじゃ無いだろうか。静岡県も、数週間前には600人を超えるなど、かなり県内全員で厳しい状況になっていましたが、機能の陽性者数は173人で、浜松市は久しぶりに9人と一桁台に。まだ病床使用率は50%を超えている状態だけれど、こちらも1次よりはかなり落ち着いて来ていて、やはり月末くらいまでが目標になるのかなぁ。ただ、それだとまだ4週間も先になるので、例えば来週くらいの状況によっては非常事態宣言からまん延防止等重点措置へ移行して、その解除も月末前位にならないだろうか。「ならないだろうか」と他力本願ではなく「そうなるようにしよう」と自ら基本的な感染対策を今一度しっかり実行して獲得しないと。

ワクチン接種の状況を見てみると、1回以上接種者が7700万人を超えて接種率は60%越をしており、2回接種完了者数も6200万人を超えて、これはほぼ半分の49.4%。接種対象者数は確か1億2000万人余りだったので、今月末までには、1回以上接種で1億人、2回接種完了者数で7500万人位には届くだろうから、そうなると集団免疫効果が期待出来ると言われていた人口の60%にかなり近くなってきます。最近のデルタ株の影響で、それではまだ感染終息には足りないという話も聞きますが、さらに接種が進んで10月末くらいまでのスパンを考えたら、2回目接種が1億人近くまで届くだろうから、流石にそこまで行けばかなり効果が期待出来るのでは。それを考えると、政府が発表した11月位から行動規制緩和をという目標設定は、あながち間違いじゃないと思いますね。個人的希望としては、もう少し前倒しして欲しいけれど。多分、今月末までの感染状況と接種状況を見て、来月くらいから段階的に規制緩和が始まるんじゃ無いだろうか。それを期待しつつ、個人で出来る事事はちゃんとキープしないと。

0 件のコメント:

コメントを投稿