東洋経済Onlineの記事から、データが証明している「YouTubeに食われる放送局」の実態について。現在販売されている多くのテレビが「スマートテレビ(Android TV)」なので、こんな記録を収集するにしても結構簡単なのかも。で、書かれている内容は殆ど自分の肌感覚と一致している印象ですね。
こちらのページでは、テレビのピークは、朝、昼、夜 と書かれていますが、お昼から午後に関してのピークが、昔と比べて結構下がっている気がする。朝のピークにしても、一昔前だとここの主流はNHKの朝ドラだったけれど、今はそちらよりも朝のモーニングショーやワイドショーの締める割合が多い気がする。それとともに、夜のピークがまだまだ高いのは、腐っても鯛、まだTVとして夕食時や夜の団らん時には重要な位置を占めている証拠なんでしょうね。ただ、時間帯から観て、何を視聴しているのか不思議なんだけれど。
3ページ目の「朝を除けばYouTubeが常に上位」とか、「土日は昼から夕方までYouTubeがトップ」という見出しは、中々テレビ業界に対しては衝撃的。朝のテレビが強うのは、起床して時計代わりに利用する人が多いからだと思うんですが、リアルタイム性が要求されるのって、一日の内にその時間対くらいだからであって、YouTubeもライブ中継でなくても、朝の雰囲気に合わせて毎日定時配信するようなコンテンツが出てきたら、案外テレビに取って代わって再生回数が稼げるかもしれない。最も、毎日ある意味特定のパターンに合わせたコンテンツにしないと、継続的に視聴して貰えないような気がするので、それを作り続けるのは結構大変そう。そこは、唯一のYouTubeとテレビの棲み分けできる部分なんだろうか。
YouTubeでは、不特定に動画をアップする人、何曜日の何時とか、毎日何時配信とか、定時性を心がけて視聴者を確保する人、いろいろなパターンが観られるんですが、自分がYouTubeに期待するのは、自分が毎日決まった時間に見るわけでは無いので、余り定時性には拘らないけれど、出来ればアクセスする度に新しいコンテンツが登録されているような多頻度更新の方が嬉しいかも。それも、出来れば10~15分位の長さで毎回違った内容だと嬉しいけれど、それは流石に大変だろうなぁ。そう言う事も有ってか、YouTuber側も毎回新しい物をアップするのではなく、時々過去の映像を纏めた「総集編」的ものを挟んでいたり、ライブ配信などで一寸味付けを変えたりしている雰囲気を最近強く感じます。それはそれで彼らの努力の成果の一つだし良いと思うけれど、そう言う事が中心になるとテレビと同じように飽きられてくるかも。精々再生リスト化するくらいで十分では。だって、過去の配信は基本そのままずっと残っているわけだから、わざわざ同じものを作り直す必要は無いだろうし。後は、今は星の数ほどYouTubeに参入しているから、その内容もピンキリなんだけれど、今後はどんどん淘汰されていくんでしょうね。私も、大分自分の好き嫌いがはっきりしてきていて、登録しているチャンネルの傾向も「なるほどね」と自分でも納得出来る感じになりつつあります(笑)。個人的には、かなりYouTube化が進んでいると自覚しています。
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