2021年6月24日

嬉しい悲鳴

これは「嬉しい悲鳴」とでも言うべき何だろうけど、職域接種や自治体の大規模接種の申請が多すぎて、使用予定のモデルナ製ワクチンの供給が追いつかない可能性が出てきたため、申請受付を休止するというニュース。 職場や大学などの職域接種が3300万回分、大規模接種では1200万回分が申請済みで、購入予定の5000万回分をほぼ満たすような状態なんですね。しかし職域接種で3300万回というのは凄いなぁ。

自分の会社が加入している健保組合も、加入企業を対象に職域接種を予定しているんですが、接種希望者数のアンケートが29日迄になっていたんですよね。自分は地元で接種する予定なのですが、職域接種の申請に間に合っているのだろうか。折角の機会だし、こう言う状況下でも海外出張している・する予定の社員もいるので、予定通り職域接種は進めて欲しいですね。

当初目標であった「一日100万人接種」も既に達成して、先週くらいまでの集計では、少なくとも1回接種した人の人数も3000万人を超えた言われて、今月中には4000万人に届くかもしれない勢い。職域接種と集団接種で2000万人以上の接種が完了するから、集団免疫の効果が期待出来る対象人口の6割接種という目標も8月位には達成されそうな感じですね。事前の感染拡大予想では、7月下旬くらいから再び陽性者数が増加してくる予測ですが、今現在下げ止まり状態から微妙に増加傾向が見られるところもあり、予想よりも早めに上昇する可能性もありそう。となると、ワクチン接種を加速させて抗体を持った人をどれだけ増やすかとの競争になるわけで、この7月8月はかなり乱高下しそうな気がします。

日本のワクチン接種が遅いと、野党や一部メディアは批判するけれど、スタートこそ非ワクチン開発国であったりなどのハンデがあり数ヶ月遅れではあったけれど、まだ海のものとも山のものともつかぬ状態だった1年前にワクチン入手の手はずを整えて、それだけで無く物流に関しても得意の超低温搬送技術を生かして準備し、焦らずに徐々に知見を積み重ねつつ習熟していき、目標を達成するとさらに他回ゴール設定をして、ワクチン接種のスケジュールは「On Schedule」と言うよりは「Advaning」していると言って良いのでは。こんなに大変なしかもシステマチックな事は、昨日今日初めて直ぐにできる物じゃ無い訳で、日本にしては珍しく一年以上前からの戦略が功を奏している気がします。与党に串の野党やメディアにしても、そういう部分はちゃんと認めた上で、接種の遅れて居る地域や職域への支援とか、ワクチン接種をしても「三密状態」が続けば感染する可能性はあるわけだから、そういう部分の啓蒙をもっとするべきだと思う。少なくとも野党に対して、そう言う「仕事の出来る事」を見せないと、どんどん評価が下がるだけというか、もうこれ以上は下がりようがない状態になっている気がする。

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