東京オリンピック・パラリンピックの選手に、優先的にワクチン接種をするか否かという記事。 海外からの選手が全て疑わしい訳ではないけれど、国内とは異なる条件・環境から来た人であることは確実、良くも悪くも国内での想定が当たらない可能性は高くなるから、そのリスク回避の為にも優先的に接種することには賛成。ただし、記事にもあるような反発を受ける可能性も、残念ながらあるでしょうね。
例えば、柔道とかレスリングとか、直接組むような競技を最優先にして、次にバレーボールとバスケット等室内競技、最後は陸上競技やサッカー等屋外競技という、三段階くらいの優先度を付けて、それに参加する選手・関係者に状況を見て接種するというのはありかもしれない。ただ、全体で600名位であれば、まとめて全員にワクチン接種しても問題無いくらいの人数だとは思うけれど。
批判は勿論出てくるだろうけど、やら無ければやらないで別の批判も出てくるだろうし、結局は何を優先するかを一番に考えるべきでしょうね。となれば、まずは安全安心に東京オリンピック・パラリンピックを開催する事が最優先だろうから、それならば大会に参加する選手・関係者に満足いく最大限のパフォーマンスを発揮して貰うためにも、ワクチン接種を優先して貰うべきでは。選手の中では、ワクチンの副反応でのコンディション不調を理由に、接種を嫌がる人もいるかもしれませんね。その為には、万が一の場合にもリカバリー出来るくらいの余裕を持った接種を考えないといけないから、6月下旬までではなく、上旬くらいまでのスケジュールを想定しないといけないかもしれない。となると、また反発が大きくなるのかなぁ...
今は、関西圏で感染が急拡大していて、それが関東圏やその他地域にも波及する事が予想されています。それ故にワクチンに対しての要望はどんどん大きくなるけれど、物理的に供給量や作業する人材の状況で一気に接種者数を拡大するわけにも行かない。でも、ずっとほぼ鎖国状態だった日本に、7月頃から多くの外国人選手・関係者が来日するわけで、彼らに対してはワクチン接種や万全の対策を要求する以上、日本側でもそれ相当の対策をしないと不公平。私は、開催国の義務としても、ワクチン接種を優先して行う必要があると思うなぁ。その為にも、先ずは政府が円滑なワクチンの入手と接種準備をして、医療関係者に対しても、難しいことは理解するけれど更なる協力をお願いして、接種のスピードアップを図る努力をもっとしないと。接種に対する批判や不満は、やはり政府の努力で解決するべきでしょうね。
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