2021年3月22日

海外観戦者断念

東京オリンピック・パラリンピックの海外からの観客受入を断念したという残念なニュース。 非常事態宣言は昨日解除されたものの、「終息」所か「第三波終了」とも言えない状況では仕方ないですよね。ただ、何か制限付きで上限を設けてとかは出来ないのかと、そこは一寸残念。

国内感染者は、今後詳細は決まるんだろうけど、最大入場者数とか何か制限付きながらも観戦可能になるのだろうから、海外からの感染者もそれに準じた措置を講じれば観戦可能にするとか出来ないのだろうか。例えば、ワクチン接種済みを前提に、入国時10日位の隔離措置で経過観察をして、それで問題なければ国内感染者と同等の措置を受けられるみたいな。一般の感染者は厳しいかもしれないけれど、選手の家族とか関係者とすれば、やはり一生に一度の晴れ舞台を見てみたいという人も多いだろうし。

海外からの観戦者受入を断念する理由は、海外からの変異株などを持ち込まれるリスクを回避したいという事なので、それが問題なければ後は日本国内の問題とも言えます。ただ、例えば日本国内で「三密回避」などの対策をしていても、それが伝わっていないかもしれない外国人観光客に対しては、そう言う行動を要請して場合によっては罰則も必要になるかもしれないけれど、そこは有る程度の管理態勢がちゃんと出来ればコントロルール可能な気がするんだけれど。ただ、現状では未だ観戦者数が落ち着かない海外に比べて、日本はその何分の一とか十分の一以下の状況なので、「持ち込まれるリスク」を警戒するのは理解出来ますが。

NHKの記事を見ると、中盤当たりに

一方で、IOC側は日本を含め世界的な企業が名を連ねるスポンサーの関係者などについては例外として考えるよう求めていて今後、調整が進められるものとみられます。

という記載があり、「企業枠」としてどの程度が許されて、どの程度の人が訪日するのか、場合によってはこれが次の議論を呼ぶことになるかも(企業優遇とかで)。企業側としても、やはりゲストとして招きたい人は多いだろうし、一人が招待されれば自分も私もとなる可能性も大きいだろうし、逆に混乱しそう。海外向けのチケットは100万枚位発売されていて、既に払い戻された分を除くと60万枚位が残っているそうですが、単純にそれだけの訪日観光客が消えたことになるとすると、観光業界への影響もさらに大きくなりそうですね。「大会観戦は駄目」でも「訪日は制限付きでも可能」となるのだろうか。それはそれで、ちょっと矛盾している気もするけれど。開会式まで四ヶ月となったけれど、まだまだ大きな変化がありそう。

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