2021年3月31日

生理の貧困

今朝のNHK朝のニュースでも取り上げられていた「生理の貧困」の話。海外での事例紹介をしていたんですが、最近ではコロナ禍での経済的な理由から日本でも聞かれるようになった言葉の一つ。男性である自分には全く知らない氏体験出来ない事柄な訳で、こうやって言われてみて初めて「なるほど」と知る事は出来るけれど、本質までは中々理解するところまではいっていないだろうなあ。 

人口の半分を占める女性の、さらに一定年齢の女性が殆ど毎月経験する事なので、何となくそれなりに対策されているのかなと漠然と思っていました。例えにするのは失礼かもしれないけれど、生理用品の購入というのは、例えば指絆創膏を購入するとか、最近で言えば不織布マスクを購入するような感じで可能なのかなと言う程度の理解。実際、スーパーとかドラッグストアへ買い物に行って、一寸知らない配列のお店に入ったりすると、その列一面が女性用の生理用品や関連商品の棚だったりして、慌てて別の場所へ移動することも。それだけ男性にとっては馴染みの無い、ある意味触れてはいけないような部分にも感じる位。

だからこそ、その生理用品の価格が結構すると聞いて、これもビックリ。検索すれば、何々が幾らと表示されますが、どれだけ物をどれだけの量どれだけの期間使用するかも分からないので、表示される価格がどの程度なのかも分からないけれど、仮に数百円程度だとしても、それが毎月何十年も続くとなると、かなりの支出になりますよね。気になったので調べてみたら、軽減税率の対象外なんですね。そう言えば、軽減税率の対象商品を決めるときに、こんなニュースを聞いたことを思い出しました。そう言う意味では、決して最近始まった話ではなくて、結構以前から言われてきた話なんですよね。となると、幾ら直接は関係ない男性である自分としても、それなりに耳に入ってきていてもおかしくないわけで、そう言う記憶が無いと言う事は、これまでは世間の対応も冷ややかなところが有ったと言う事なんだろうか。

最近は、ジェンダーギャップの話が花盛りで、勿論中には理解出来るし解決するべき内容のものも多いけれど、それを錦の御旗にして過剰に騒いでいるだけのように感じる事案も多く見られます。それに対して、この「生理の貧困」は、ジェンダーギャップの一つではあるけれど、共通の課題として解決するべき事案だと思う。でも、これまでそんなに大きく扱われていなかったと感じるのは何故だろうか。決して自分が鈍感だったとは思わないのだけれど。軽減税率適用どころか、準医薬品扱いくらいで消費税適用外でもいいんじゃ無いだろうか。あるいは、保険適用にしても良いんじゃ無い。少なくとも無収入であろう学生とか、一定の収入以下の場合には無料支給する位のことはしてもいいきがする。女性のための支援として、かつ多分直ぐに実現出来てしかもその恩恵は大きい案件として、ジェンダーギャップやら女性の地位向上を訴える人達は、今からでも良いから最優先課題として取り上げて推進するべき何じゃ無いかと、男性の私でも感じるのですが当事者の人達の考えはどうなんだろうか。色々な課題が残っているとは思うけれど、直ぐにできることは先ず解決していくというのも、問題解決では重要な手法だと思う。

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