一寸前の記事なんですが、ネットで話題に(オモチャに?)なっていた、「ノートパソコンはCPUが命、選び方を徹底解説」 なる記事。失礼ながら「ノートパソコンはCPUが命」と言っちゃう当たりで、何か先が見えるような気がする。で、途中まで読んでから、「あれ、これって[PR] 記事?」と疑問が浮かんできました。でも、タイトルにもどこにもそんなシンボルは無い。ところが、3ページのうち最後の1ページは自著のコマーシャル、それもパソコン選択とは関係無い経理の話で、その分量は全体の半分くらいあるのですが。
ここからは、記事の筆者に代わって真面目にノートパソコンの命を考えることに(笑)。デスクトップ機ではなく、ノートブックパソコンとあえて言う以上、移動して使用する事が前提になると考えて良いでしょう。そうなると、サイズ特に重さに関しては、選択する上で重要になるでしょうね。私は、以前は14インチのThinkPad X1 CarbonやThinkPad T470sを使用して居ましたが、新幹線の中では14インチクラスは少し大きいのと、やはり1.3kg位では「重い」と感じる事が多くて、今回はThinkPad X13に変更しましたが、今の所その点に関しては良かったと思います。次に気にするのが、I/O関係、特にUSBのタイプと数、そして画面解像度かな。最近のノートパソコンは、昔と違ってポート類が減らされていますが、USBがあれば取りあえず何とかなります。で、出来れば、今の所汎用性が高いType-Aの3.xならベスト。Type-Cでも良いけれど、まだアクセサリー類は少し高めだし、二つあれば良いけれど、一つの場合はPD (Power Delivery)タイプを選ばないといけないし。このあたりは、自分の仕事内容によって多少は変わるかもしれないけれど、私はUSBを一番気にします。HDMI/DisplayPortは、最近はリモート会議が増えていることもあるので無くても良いし(ネットワーク経由で表示出来るし)、Ethernet Portもあれば嬉しいけれど、ドングル使うならWi-Fiでもなんとかなるし。
気になるCPUはどうかというと、以前はi7の最上位を選んだものですが、最近だとバッテリー動作時間とか考えると、無駄に上位モデルを選ぶよりは、i5当たりでも十分ではないかと。勿論、グラフィックとか動画系は潤沢なリソースが必要だけれど、通常のビジネス用ならそんなに気にしなくても良いと思う。それよりは、メモリーを8GBよりは16GBにするべきだと思うし、HDDよりはSSD、SSDでもより高速のものにするべきだと思う。さらに言えば、SSDのサイズは最低でも512GBが必要ですね。幾らネットワークドライブにファイルを置くとか言っても、OS関係のあんな事やこんな事で、あっと言う間に100GBや200GB位は膨張しますからね。だから、CPU/メモリー/SSDのどれを選ぶかと言われたら、メモリーが8GBなら16GBにする事を最優先するし、16GB以上あるならより高速で大容量のSSDを選ぶことを優先すると思う。ビデオは、最近はCPU内蔵ビデオで十分だと思うし、よほどの事が無い限りは外付け(Discrete)タイプは不要だと思う。よほど動画ぐるぐるとかするので無ければ、内蔵GPUで十分だと思う。
結局一番重要なのは、ノートパソコンを持ち歩く時間や、それを使用する場所で、そのノートパソコンが「荷物」として邪魔にならないのかという事だと思うなぁ。移動時間の多い場合は、12~14インチクラスの軽量タイプが良いと思うし、そんなに移動時間は長くないけれど出先でのしよう時間が長いのであれば、15インチ以上の機能充実タイプでも良いと思う。それは、サイズが大きくなるとバッテリー消費も多くなるから、バッテリー駆動時間も短くなるので、ACアダプター利用が前提になりますし。ところで、記事の2ページ目最後でOffice製品に言及しているんですが、
今は、MicroSoft365という、月額1300円ほどで使えるサービスがあります。
と、スペルミスしているところで、この記事の信憑性が判断出来る気がする。
0 件のコメント:
コメントを投稿