二週間延長された非常事態宣言が解除される事に。ただ、世間的にはすでに「解除された」様な雰囲気で、この週末は勿論、先週くらいから人手が増えている印象を強く受けます。 実際、先に宣言解除をした大坂は、50人台まで落ちていた新規感染者が、現在は150名位まで上がってきており、色々理由はあると思いますが、やはり宣言解除でこれまで我慢していた気持ちが緩んできていることは確かなんでしょうね。
個人的には、現在のようにマスク励行がそれなりに徹底されて、しかも建物に入るとき・出るときの手指消毒も徹底している状態であれば、一般的な外出や移動での感染は殆ど問題にならないように思います。やはり一番の原因は、密室での長時間にわたる飲食やカラオケなどの飛沫感染を受けそうな状況での集まり。後は、医療施設や介護施設等での対策。この二つが徹底してできれば、ほぼ以前の経済活動に戻してもかなりリスクは低減するんじゃないかと。
既に「第4派が」とも言われていて、多分このまま収束することは無く、何処かのタイミングでまた感染者の山が出来る事は確実でしょう。昨年は4月位から第2派の小さな山が発生し、その後今度は7月位から少し大きな山が生まれていますが、何となく季節性というよりは、人々の行動様式での密集・密接・密室状態がどれだけ重なるかの方が重要そう。そう考えると、7月というのはクーラーを使い始める時期なので、今年もそれ位のタイミングが要注意なんだろうか。
一つ朗報なのは、それ位のタイミングでワクチン接種がかなり広がっていることが予想できるので、その効果が上手くでてくれば、観戦者数の山はできても、昨年と比較してもそのピークはかなり低くなりそうと言う事。現在、医療従事者や介護施設等を優先的にワクチン接種が始まっていますが、大きなクラスター発生要因となるそれらの場所での感染状況が提言されれば、かなり期待出来そうな気がします。一方で、飲食などでの感染に関しては中々コントロール出来ない訳で、このあたりは非常事態宣言中でも夜8時までの営業自粛要請を断り深夜まで営業していたお店の、例えば対策状況とか顧客の様子等をサンプリングして、それでどの程度のリスクがあったのか、どれだけ感染要因があったのか、逆にベンチマークしてみるのもいいかもしれない。そうなれば、これだけの対策をしていれば、宣言解除後の夜9時までの営業を、10時とか00時迄とか、そう言うインセンティブがあっても良いと思う。いずれにしても、最終的には国民の殆どがワクチン接種をしてそれなりの免疫能力を持つまでは、三密回避することが特効薬な訳だから、そこをどれだけ遵守できるかですよね。もっとも、それって昨年からのコロナ禍が始まって以来ずっと言われていることで、別に新規の話ではないのだけれど。やはり、何処かの野党みたいに政府の責任追及する前に、先ずは自分が何ができるか、何をやっているか、そこから始めないと。
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