2021年2月20日

相反する主張

地元選出議員の一人、立憲民主党の源馬謙太郎議員のtweet。 そこに貼付されている写真は、浜松市の繁華街の一つ「有楽街」の様子を撮影した物で、tweetしているように殆ど人影が無い。でも、地元民の一人としてちょっと疑問なのは、「その写真に写っている場所って、元々お店が少ない部分では?」ということ。自分が地元にいた30年位前だと、確かにこの通りは週末つともなれば人の行き来も大変なくらい混雑する場所でしたが、その後色々な理由から飲食店がこの通り沿いから周辺へ移動していったんですよね。

この写真の通り「有楽街通り」は、ほぼ南北に走っていますが、写真は北側の通りの端から南側を向いた構図。でも、最近飲食店が集まって居るのは、一本西側(写真では右手)の「肴町(さかなまち)だし、この写真を撮っている背後(北側)や東側(右手側)に、今はお店が集まって居るんですよね。まぁ、意図的に閑散とした場所をわざわざ撮影したとは言わないけれど、元々そんなに飲食店が集まって居る場所じゃ無いし。ただ、飲食店が集まって居る拠点を繋ぐ道路の一つであることは確かで、そう言う場所へ移動する人が少ないことは事実なんだろうけど。ただ、良く品川駅の港南口の朝の出社風景が映像で利用されるけれど、あれと同じで本当に適切な映像なのという疑問は残ります。浜松の夜の中心「千歳町」がこんななら納得出来るけれど。

で、源馬議員は「街で食事しても全然大丈夫です!」と言うのだけれど、所属している立憲民主党は、遅ればせながら党としての新型コロナウイルス戦略として「ゼロコロナ戦略」を出したけれど、「ゼロ、コロナ戦略」と早くも揶揄されている始末。彼らの主張に寄れば、Go Toキャンペーンが感染拡大の原因で有り、まずは経済活動を犠牲にしてでも(その分補償や支援はする)コロナを収束されて、それから経済を再開させるという「戦略」らしい。具体的に何時までに何をどうするのかと言う肝心な話は「TBD」のままなので、文字通り「絵に描いた餅」を示されただけなんだけれど、過去その「絵に描いた餅」すら反故にされてきたわけで、実際に具体的な活動が見えない限り信じられない。見ても、まだ信じられない(笑)。その「戦略」に従うなら、この浜松の状況はまだ人が出ている状態な訳で、これをもっと減らさないといけないのに、源馬議員は当選略は真反対の主張をしていて良いのだろうか。

まぁ、あんまり皮肉を並べても何の足しにもならないけれど、机上の空論であれば、Step 1: コロナを撲滅する、Step 2: 経済を立て直して復興する、という綺麗な筋書きは幾らでも立てられる。問題なのは、現実世界の中では、そのコロナの対策もしないといけないし、色々な状況状態で苦しんでいる経済活動だって維持しなきゃいけない。さらには、少し前にもあったように大寒波の襲来やら、それによる停電騒ぎ。さらには、地震等、突発的な問題だって幾つも発生するわけです。それらに100%の内容で対応することは事実上無理。何とか、60%とか70%とか、よりベターな対策を臨機応変に実行していくしか無いわけで、その為に仕事をするのが国会議員のはず。所が、相も変わらずそう言う事柄とは直接関係ない事柄で時間を浪費して、あまつさえ「審議拒否」と来年度の予算すら止めようとする。源馬さんなんかも、実力はある議員の一人だと思うので、それこそ自民党に移籍しなくても良いから、変な団体からは出て、細野豪志議員のようにもっと自分の理想なり活動が行かされる場所を今だから見つけた方が良いんじゃ無いだろうか。

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