11都道府県に出されていた緊急事態宣言が、栃木県を除いた10都道府県で3月7日まで延長されることに。それだけ聞くと、「なんだぁ」という気持ちになりますが、今の所確認したところでは全国の再生産数は「0.78」まで下がっています。都道府県別に見ても、1.0を超えているのは、大分県、香川県、福井県、島根県の4県だけで、その他都道府県は1未満になっています。感染拡大の中心みたいな印象もある東京都も、すでに「0.8」まで下がっています。1.0を超えている4件にしても、陽性者数自体は少ないので、全体的には自粛の効果がかなり現れている印象。
そんな中で見つけた、ABEMA TIMESでのこんなやり取り。佐々木氏がじんわりと批判しているように、非常事態宣言以前は、やれ第三波だ、感染爆発だ、医療崩壊だと、コロナ禍の危険性やリスクを煽っていたレガシーメディアは、いざ非常事態宣言が出されると、今度は経済が疲弊する、〇〇は倒産の危機等と新しい分野での煽りにシフト。いゃ、政府とか多くの人は、感染拡大も防がないといけないし、経済も回さないと行けないからと、3密回避や基本対応に専念して、出来るだけ補助や優遇措置を利用使用して、この厳しい状況を凌ぎきろうとしているのに、そう言う事を伝えないメディアが何を好き勝手騒いでいるのかと、小一時間。
色々な支援策が準備されているけれど、物によってはまだ予算が数割程度しか使われていない物も多数あるようです。自分は幸いにもそう言う支援に頼らなくても何とかなっているけれど、多くの事業主や被雇用者は少しでも支援が必要だけれど、何をどうしたらよいか分からずに結局不安だけ抱えている人も多いはず。そういう人向けに、それこそ毎日「昨日の感染者数」を発表している暇があるなら、一つ一つ具体的にさらに色々な状況を想定した情報を、幾らでも何度でも繰り返して報じれば、今以上に救われる人が沢山いるはず。それこそ、「メデイア」の仕事であり役割なのでは。そう言う事を感じる人も多いため、自分と同じように政府が専門の広報メディア(放送チャンネルとか)を持てば言う意見もネットには多く見られたりします。
ただ、新規に専門チャンネルを立ち上げても、既存のリモコンの中に割り込むのは現実的には難しいと思うので、キー局の枠を買い上げて政府広報専門番組を入れれば良いと思う。丁度、今は地デジもBS/CSも、TVショッピングの番組が多く占めているように、政府が国民のための政策や提案をするプログラムをドンドン流せば良いと思う。まぁ、民放は嫌がるかもしれないけれど、それで広告料に変わる使用料が入るなら文句は言えないのでは。NHKだって、視聴率を基本気にする必要は無いはずで、しかも国会中継とか流しているんだから、より政府広報番組をちゃんと流すべきだと思うし。以前、家庭での一寸したTipsを紹介して人気だった「伊東家の食卓」という番組がありましたが、あんな感じで毎日「コロナ禍で使えるTips/支援策/補助金」みたいな情報を伝える番組を付くって放送したら堂だろう。仕事が減っている俳優さん対策にもなるだろうし、国民だって困っている人のためになるなら文句は言わないだろう。それこそ、ABEMA TV当たりでやらないだろうか。でも、普通にテレビを点けてみることが出来る状況というのが重要なんですよね。だから、ワイドショートかモーニングショーを鵜呑みにして、折角の機会や支援を知らずに見逃している人が多くいるわけだけれど。
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