少し前に、ニューオータニがテレワーク向けに客室のサブスクを始めたと思ったら、今度帝国ホテルが月額36万円で客室のサブスクを始めるという話。ニューオータニは、デイタイムに客室利用が出来るもので、一月30万円だけれど、帝国ホテルは宿泊も込みですから、こちらの方がお得かも。しかもベースでは朝食付で、ルームサービス(6万円/月)、ランドリーサービス(3万円/月)のサブスクリプションもあり、もしかしたらニューオータニも今後同様のオプションを提供するのだろうか。
ニューオータニは、2月1日から5月31日まで、帝国ホテルは3月15日から7月15日までと、期間限定のサービスですが、この頃くらいまでにはコロナ禍も落ち着いて、以前に近いくらいの宿泊需用も戻るという想定なんでしょうね。7月後半から東京2020が始まる予定ですか、仮に今年も開催出来ない場合には、あるいは今年もコロナ禍が消息しない場合には、延長する可能性もあるかも。あるいは、結構需用があってコロナ禍や宿泊需用とは関係無く、新規ビジネスとして成立したら面白いかも。
一つ気になるのは、仮に一月宿泊したとしたら、ホテルのFSPはどうなるんだろうか。仮に30泊分FSPとしてカウントされるなら、コスパ的にはかなりお得ですよね。一泊1万円ちょっとですから。ニューオータニや帝国ホテルのFSPはよく知らないけれど、多分通常のプログラムは適用されないか、例えば「15泊分」とか限定されそう。以前ANAが年間300万円でプレミアムクラス乗り放題のチケットを出したとき、獲得マイル数やプレミアムポイント等は制限されていましたからね。そこまで大盤振る舞いしたら、会社の方が持たないだろうし。ただ、現在のように旅行産業が壊滅的な状態では、藁をも掴みたいという気持ちなのかも。
日本にも有るのかもしれませんが、アメリカだと例えば1Fから10Fまでがホテルで、11Fから上がマンションだったり、長期滞在者向けのフロアーという所があったりします。ああいうビジネスモデルが今後は日本でも流行るのかなぁ。基本的には富裕層向けサービスになるんだろうけど、今のようにリモートワークが段々と広がっていくと、そう言う拠点の一つとして契約する企業もあるかもしれない。例えば、リモートワークでみんな地方に移動してしまい、逆に都心に月に何回か出てくるときの作業場所兼宿泊場所としてなら、こういうのもありかもしれない。実際仕事で使ったら、その分は経費として落ちるんだろうか。法人契約なら落ちそうだけれど、個人事業主だと何か言われるかなぁ。もし落ちるなら、個人事業主となって請求してみようかしら(笑)。帝国ホテルではなく、マリオットかヒルトンでやってくれたら話のネタになるかもしれない(マテ)。
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