2021年2月17日

株価3万円台

自然災害や不安定な社会情勢がまだ続くのに、ここの所株価は上昇を続けており、昨日はとうとう30年余り振りに3万円台の大台を突破。 これまでの株価最高値は、バブルの終盤一番高騰していた1989年の年末12月29日の38,915円で、そこまではまだまだ余裕があるけれど、自分なんかの世代だとどうしても当時のバブル熱狂を思いだしてしまう。

本の1年前には、現在も続く新型コロナウイルスの影響で、一気に16,000円台まで株価が下がって「をぃをぃ、これからどうなるのか」と思ったものですが、その後徐々に持ち直して今の状況。別に自分はFXとかデイトレーディングをしているわけでは無いので、毎日株価の上げ下げに一喜一憂するわけでは無いのですが、それでも多少の蓄えを分散投資に回していたりするので、ここ最近の状況は初めて見るような好況状態。これから新型コロナウイルスのワクチン接種も始まるので、それも好材料となりもう少し高値に上がって安定してくれると一番嬉しいのですが。

一方で、やはり「バブル崩壊」をリアルタイムで経験した身としては、この状況が一気に破裂することも思い浮かぶわけで、そうなるとまた超氷河期になりそうで恐い。只、当時は異様な熱気が株式市場だけで無く、全ての場所に渦巻いていた印象があって、それが今の所は殆ど感じられないところに、一寸「当時は違う」感も強く感じられます。それが良い事なのか悪い事なのか迄は、経済には素人な自分には判断しかねるんですが、当時は日本自体が全体で浮かれていた感があったのに対して、今回は理由は不明だけれど何となく上向きみたいなふわっとした感じなのが良く分からない理由なんでしょうね。

まだ決定はしていないけれど、今の所東京2020の開催も今年は予定されていて、経済が回復上昇する要因はあります。また、枠単接種が今後本格化して、その実際の効果だけで無く心理的な効果も生まれれば、これまで自粛の反動で「Go To」などで消費が膨らむ可能性も期待出来るから、そうなると多少の上下はあるだろうけど案外堅調に経済も推移するかもしれない。勿論、業種や地域などでばらつきは当然生まれるから、それをどの様に補填補償するかも含めて、上手くこの状況を活用して欲しい。昨年はコロナ禍で経済は散々でしたが、その分今年に関しての期待値はどうしても高くなるわけだし。さて、今日の株式はどうだろうか。急騰急落せずに、安定定期に推移して欲しいけれど。

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