2021年1月1日

コロナで終わり、コロナで始まる

2020年最後のニュースが、東京都の新規感染者数が初の4桁超、国内も最多の4000人超というのはちょっと予想外でした。ただ、陽性者数の実数は増えているけれど、検査人数に対しての陽性率って、やはり増加してるんだろうか。例えば、陽性者数の割合が変わっていないのであれば、それは検査数が増えたからであって、問題は問題だけれどちょっとニュアンスは変わってきますよね。そう言えば「駅前PCR検査」みたいな所も増えてきているけれど、ああいう場所での検査結果も含まれているのだろうか。一方で、年末のために医療機関からの報告が集中したという見方もあるみたいで、となるとこのお正月三が日は逆にガクッと減って、三が日開け来週にはまたドッと増えるんだろうか。

いずれにしても、潜伏期間を考えると今の陽性者は昨年のクリスマス前に感染したと推測されるから、問題はその後の期間の行動ですよね。丁度Go Toトラベルの一時停止が発表された頃(12月14日)になるから、もしかしたら28日からの停止直前に駆け込み需用とかもあったんだろうか。ただ、Go Toトラベル自体が感染拡大の要因というよりは、それとは関係無く会食での感染機会の方が一番大きいというのは分科会会長の尾身先生が指摘されているわけで、また大都市圏での感染拡大が目立つことからも、やはり人の多い場所での会食が最大の理由なんだろうか。

県内でも、31日には27人の感染が確認されたと言う事で、浜松市でも5人が確認されうち2人の感染経路不明という発表も。こちらのページを見てみたら、いつの間にか静岡市の感染者数は800人を、浜松市も600人を超えていたんですね。県内全体では2680人ということは、早晩3000人越えも近いのかなぁ... 


それでも、まだちょっと救われるのは、病床の使用数で、県平均では38.8%、浜松市を中心とした県西部では22.6%とまだ落ち着いていること。重傷者数も7人(軽傷・中等症156人)と何とかマネージ可能な範囲じゃ無いだろうか。ただ、東部は施設数が少ないからでしょうけど、使用率が57.4%と半数を超えていて、しかも感染者数が多い都内や神奈川県からの移動者も多いだろう事を考えると、今後は東部の対策が必要なんでしょうね。幾ら年が変わったからと言っても、一日で急に状況が好転するわけでも無く、2021年もしっかり基本的な対応、「三密回避に、うがい、手洗い、マスクの励行」を続けることが、一番の解決策ということを再認識した新年の朝になりました。

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