2020年12月9日

移住したい国

少し前の記事ですが、世界の国の中でどの国に移住したいのかというランキングで、1位のカナダに続いて日本が2位だったという話。そこで一寸面白いなと思ったのが、カナダと日本の移民に対しての違い。

私の知っている限り、カナダは移民に対してかなり寛大で、フリーパスとは言わないけれどそう言えるくらい手軽に移住できる。だから、確か中国以外では一番中国人が多く住んでいるのがカナダじゃ無かったかな。いゃ、調べてみたら一寸古い試料だけれど、流石にアメリカが1位(165万人)、カナダが2位(70万人)、オーストラリアが3位(40万人)等となっている様子。流石に最近の状況では厳しくなって居るみたいですが、日本などと比較するとカナダは移住に寛容と行ってもいいんじゃ無いかと。方で日本は移住には非寛容と言われていて、在住審査は中々厳しいと聞きます。そんな手続き的には、両極端とも言える二国がトップ2というは、ちょっと面白いかなぁと。

多分移住したいと言う理由は、経済的な事が一番大きいんでしょうけど、日本の情報はどう伝わっているのか、気になりますよね。バブルの頃は、世界で一番生活費の高い国とか高い都市(=東京)なんて言われていたけれど、最近では東南アジアの経済成長著しい新興国よりも物価は安いとも言われていて、割安感から日本に来る人も多いという話も。そう言う話を聞くと、一寸複雑になりますが。

私のささやかな海外渡航経験が何の参考になるかと言われれば反論できないけれど、でも日本から出て戻ってくると、それが何ヶ月であっても数日でも有っても、先ずは「飯が美味く感じる」のが最大の幸福のような気がする。その上で、時には「過剰サービス」とも言われる、社会システムの利便性は、多分世界の中でトップと言って良いくらいのクオリティだと思うし。海外に行って、「あぁ、この国のこの部分は日本もマネしたら、取り入れたら」と思うことは幾つかあるんですが、逆に日本からそう言う国々に取り入れて貰いたいものって正直そんなに無い気がする。勿論住んでいる人も違うから、日本の物が彼方でも良い・受け入れられるとは限らないけれど、「自分がそこに住めば」と言う前提で言えば、やはり日本が一番隅心地がいいし、時々アメリカとかシンガポールとか、色々なところに出かけてのんびりするのが、一番気持ち的に良くなる気がしますねぇ。まぁ、生まれ育ってきた国という事も有るし、言葉が通じるのが一番だけれど。

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